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■新型コロナワクチン打ち手、診療放射線技師と臨床工学技士にも拡大へ 厚労省が検討 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、一部で打ち手不足が生じたことから、厚生労働省は今後の感染症の流行時に、診療放射線技師と臨床工学技士の2職種がワクチンを接種することを特例として認める検討に入りました。31日の有識者検討会に拡大案を示し、異論は出ませんでした。
 ワクチン接種の筋肉注射ができるのは、医師法などで医師や看護師らに限定されています。ただ、コロナ禍では担い手が不足して接種が進まない場面がありました。厚労省は医師や看護師らが確保できない場合、特例として歯科医師や臨床検査技師、救急救命士でも接種ができる対応をとってきました。
 特例的に打ち手と認めるのは、医師や看護師らが対応しても、なお担い手の確保が困難と見込まれる場合で、一定の研修を受けることを条件とし、新型コロナに限らず新たな感染症が流行した時にも認める考えです。

 2022年8月31日(水)

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■梅毒感染数、最悪ペースで増加 7200人超、年間1万人を超える恐れ [健康ダイジェスト]

 性感染症の梅毒患者が、過去最悪のペースで増加しています。国立感染症研究所によると、今年の報告数(8月14日時点)は7241人。現在の方法で統計を取り始めた1999年以降で最多だった昨年(7983人)に7カ月余りで迫っています。急増の原因は不明ながら、今年は年間1万人を超える恐れがあり、関連学会が注意を呼び掛けています。
 梅毒は細菌性の感染症で、主に性的な接触でうつり、全身の発疹やリンパ節のはれなどの症状が出ます。感染しても症状がすぐに消えたり無症状だったりすることがあり、治療をせずに放置すると脳や心臓に深刻な症状が出ることもあります。
 日本性感染症学会によると、戦後間もない1949年には18万人近くの患者が発生したとの報告があります。抗菌薬の普及で大幅に減少し、1990年代は年間500人程度でしたが、2010年代以降は増加に転じました。
 感染症研究所によると、これまでに報告された7241人のうち、東京都が2090人で最も多く、大阪府は968人、愛知県が402人でした。北海道や神奈川など6道県でも200人を超えており、報告は全国で相次いでいます。
 今年の上半期に当たる7月3日までに報告された感染者の性別は男性が67%、女性が33%となっています。
 年代別にみると、女性では20歳代と30歳代が合わせて約75%を占める一方、男性では、20歳代が22・4%、30歳代が25・4%、40歳代が25・8%、50歳代が16・4%と、より年齢の高い層にも広がっています。
 近年増加している理由は不明ながら、インターネット交流サイト(SNS)で出会った不特定多数との性行為や、性風俗店の利用が要因との指摘もあります。
 日本性感染症学会は感染予防策として、性行為時にコンドームを着用することを推奨。不安な場合は保健所に相談し、疑わしい症状が出た場合は医療機関を受診することも呼び掛けています。
 梅毒の治療に詳しい医師は、「予防にはコンドームを使うことが最も重要だが、100%防ぐことはできないので、リスクのある性行為をした場合は症状がなくても検査を受けてほしい」と話しています。

 2022年8月31日(水)

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■日本、初の結核「低蔓延国」入り 昨年の患者は過去最少 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は30日、国内で2021年に結核との診断を受けた患者は人口10万人当たり9・2人だったと発表しました。1950年代に調査が始まってから初めて10人を切り、世界保健機関(WHO)の分類で初めて「低蔓延(まんえん)国」となりました。
 明治から戦前にかけて結核は「不治の病」と恐れられ、1970年代の後半まで日本人の死因のワースト10に入っていました。特効薬の登場や栄養状態の改善、感染対策によって、アメリカやイギリスの水準に近付きました。
 厚労省によると、国内で2021年に結核と診断された患者は過去最少の1万1519人(前年比1220人減)、死亡したのは1844人(前年比65人減)でした。新型コロナウイルスの流行による受診控えや保健所の繁忙による接触者健診の制限などにより、減っている可能性も指摘されています。
 人口10万人当たりの新規患者数(罹患(りかん)率)は2000年に31・0人でしたが、2015年は14・4人と年々低下しました。日本は2020年に低蔓延国入りを目指していたものの、同年の罹患率は10・1人とわずかに上回って、「中蔓延国」のままでした。
 結核の典型的な症状は、たんのからむせきや微熱、だるさが2週間以上続くことです。ただ、高齢者ではせきがでないことが多く、発見の遅れにつながっています。放置すると、たんに血が混じるようになり、半数の人が亡くなります。

 2022年8月31日(水)

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■全国で新たに15万2546人の新型コロナ感染確認 前週比5万5939人減 [健康ダイジェスト]

 国内では30日午後6時10分の時点で、大阪府で1万6364人、東京都で1万4219人、愛知県で1万3785人、兵庫県で7007人、福岡県で6881人、神奈川県で6775人など全47都道府県と空港検疫で、新たに15万2546人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 前週の同じ曜日(23日)より5万5939人少なく、6日連続で前週の同じ曜日を下回りました。
 また、大阪府で30人、東京都で26人、福岡県で18人、埼玉県で15人、愛知県で14人、長野県で14人、北海道で13人、神奈川県で13人、長崎県で13人、千葉県で11人、京都府で9人、愛媛県で9人、奈良県で8人、沖縄県で8人、高知県で8人など計319人の死亡の発表がありました。死亡の発表は16日連続で200人を超えました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1879万7522人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1879万8234人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万9604人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万9617人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より10人減って30日時点で618人となっています。
 大阪府は30日、新たに1万6364人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。先週の火曜日と比べて6560人少なくなりました。これで大阪府内の感染者の累計は190万4044人となりました。
 また、30人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて5989人となりました。
 重症者は29日から1人増えて82人です。

 2022年8月30日(火)

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