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■中国・海南島のリゾート地でコロナ感染拡大 旅行客8万人が足止め [健康ダイジェスト]

 中国南部・海南島のリゾート地、三亜市で、新型コロナウイルスの感染が広がり、地元当局は6日から、全市で、外出を厳しく制限する措置を取りました。現地では約8万人の旅行客がホテルなどに足止めされているということです。
 地元の保健当局によりますと、海南島の三亜市では、8月1日から5日までに、新型コロナウイルスへの感染が400人余り確認されました。
 地元当局は、中国国内では初めて確認されたオミクロン型の「BA・5」の系統によるもので感染力が非常に強い恐れがあるとして、6日から全市を対象に、外出を厳しく制限する措置を取りました。
 地元住民によりますと、PCR検査や2日に1回の食料品などの買い出し以外は原則、自宅にとどまるよう求められているということです。
 また、中国メディアによりますと、約8万人の旅行客が一時的にホテルなどに足止めされているということです。
 外出制限がいつまで続くかは、今のところ明らかにされていません。
 中国では各地で感染が広がるたびに感染を徹底して封じ込める「ゼロコロナ」政策が行われていて、消費の停滞につながる可能性もあります。
 海南島の三亜市で感染が広がっていることを受けて地元政府は、島内のすべての住民1000万人余りを対象に一斉にPCR検査を行うと発表しました。
 また、三亜市に行ったことがある旅行客に対しても島を離れず、地元当局の感染対策に協力するよう求めており、夏休みシーズンを迎える中、多くの旅行客の行動が制限され経済などへの影響が広がる懸念も出ています。
 三亜市の軍港は、台湾周辺の大規模演習に参加している空母「山東」の母港となっています。

 2022年8月6日(土)

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■北朝鮮、8日ぶりに新規発熱者が発生 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮は6日、「4日午後6時から5日午後6時までの24時間に、6人の発熱者が発生し、原因を究明している」と明らかにしました。
 韓国の通信社「聯合ニュース」によると、北朝鮮の国営「朝鮮中央通信」はこの日、国家非常防疫司令部の集計を引用し「6人の有熱者が発生した」と報道しました。
 国家非常防疫司令部の関係者であるリュ・ヨンチョル氏はこの日、国営テレビ放送局「朝鮮中央TV」に出演し、「平安北道(ピョンアンプクト)の定州(チョンジュ)市と咸鏡南道(ハムギョンナムド)の新興(シンフン)郡で、37~39度の熱が出ている疑いのある対象者たちがそれぞれ3人ずつ発生した」と語りました。
 続けて、「非常防疫機関から迅速軌道防疫班と迅速診断治療班を現地に派遣し、原因究明作業を行っている」と説明しました。
 発熱者たちが新型コロナウイルス感染症によるものなのか、水系感染症などほかの要因によるものなのかを確認しているものとみられます。
 北朝鮮で発熱者が発生したのは、報道基準で7月29日以降8日ぶり。北朝鮮は、8月4日からは新規の発熱者はもちろん治療を受けている患者もいないと主張してきました。
 一方、韓国の中央防疫対策本部は6日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から11万666人増え、累計2038万3621人になったと発表しました。
 前日(5日)の11万2901人より2235人減少したものの、5日連続で10万人を超えました。この日の新規感染者のうち海外からの入国者は573人で、市中感染者は11万93人でした。
 重症者は313人、新たな死者は45人でした。

 2022年8月6日(土)

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■2021年度の食料自給率、カロリー基準で38%に小幅改善 小麦の収穫量増加 [健康ダイジェスト]

 国内で消費された食料がどれだけ国産で賄われたかを示す食料自給率は、2021年度、カロリー基準で38%と、過去最低だった前の年度を1ポイント上回ったものの、依然として、低い水準にとどまりました。
 小麦や大豆の作付面積が増えて収穫量が増加したことや、コロナ禍で低迷していた外食需要の回復に伴ってコメの消費量が前の年度よりも増えたことが、主な要因です。
 品目別の自給率をみると、コメが98%、野菜が75%、小麦が17%、畜産物が16%、油脂類が3%などとなっています。
 政府はカロリーを基準にした食料自給率を2030年度までに45%にする目標を掲げていますが、依然として、低い水準が続き、目標達成のめどは立っていません。
 また、生産額を基準にした食料自給率は、前の年度を4ポイント下回る63%となり、比較可能な1965年度以降、過去最低となりました。
 海上運賃の上昇などで、輸入している肉類や魚介類の価格が上昇した一方、コメや野菜の国内生産額が減少したことなどが、要因となっています。
 農林水産省は、「自給率の引き上げには政策的に国内生産の基盤を強化していくことが重要だ」としています。

 2022年8月6日(土)

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