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■インフルエンザ 24都道府県で患者数が増加 [健康ダイジェスト]

 インフルエンザの患者が4週ぶりに前週より増えました。国立感染症研究所(感染研)が22日に発表した全国5000の医療機関の定点調査によると、最新の1週間(4月11日~17日)の新たな患者は1医療機関当たり6・42人(前週6・35人)。24都道府県で増加し、この時期の患者数としては過去10年で2番目に高い水準になっています。
 都道府県別で高いのは、石川県20・69人(18・96人)、長野県19・69人(10・68人)、宮崎県19・53人(22・05人)。
 東北地方は特に増加が目立ち、青森県8・44人(7・33人)、岩手県2・18人(1・24人)、秋田県5・69人(3・53人)、山形県6・79人(4・42人)。岩手県と宮城県、それに福島県の各県は、東日本大震災の影響で正確なデータを把握できない状態が続いています。
 検出されるウイルスはこれまで少なかったB型が半数を占め、患者が増える要因になっているとみられています。
 感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は、「流行は大型連休明けごろまで続くとみられる。特に多くの人が集団で生活する被災地の避難所では、疲れなどから感染が広がりやすい状態になっている恐れがあるので、集団発生が起こりやすい。消毒や手洗い、マスクの着用、せきエチケットなどの対策を改めて徹底してほしい。体調が悪い人は無理に被災地にゆかないようにしてほしい」と呼び掛けています。
 他の地域で前週より増えたのは、東京都5・04人(4・66人)、千葉県3・71人(3・59人)、群馬県6・92人(6・82人)、静岡県5・35人(4・76人)、三重県7・32人(6・17人)、京都府4・78人(3・78人)、大阪府5・75人(5・72)、兵庫県6・27人(5・85人)、香川県7・45人(3・73人)、佐賀県9・72人(6・44人)、長崎県9・27人(6・24人)など。

 2011年4月24日(日)




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