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■ノロウイルス、大阪で集団感染、入院患者2人死亡 [健康ダイジェスト]

 大阪府は4日、同府大東市内の病院で入院患者や職員ら計48人が嘔吐や下痢の症状を訴え、うち入院患者の女性(88歳)と男性(76歳)の2人が死亡したと発表しました。
 死亡した女性を含む発症者6人からノロウイルスを検出。府は医療機関内での集団感染とみていますが、死亡との因果関係は不明といいます。
 府によると、先月27日に入院患者の1人に症状が出始め、2日までに入院患者39人と職員9人が発症。食中毒ではなく、接触による感染とみられます。
 死亡した女性は先月29日に発症して30日に心不全で、男性は1日に発症して2日に誤嚥性肺炎でそれぞれ死亡しました。
 府は当初「全員快方に向かっている」と説明していたが、後に訂正しました。「病院から正確な情報が伝わってこなかったため」としています。
 残る46人の患者や職員は、快方に向かっているといいます。四條畷保健所が、感染経路などを調べています。 

 2012年12月4日(火)




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