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■インフルエンザ異常行動、42人を確認 10歳代が15人で最多 [健康ダイジェスト]

 昨シーズン、インフルエンザを発症して治療薬を服用した後に、高いところから飛び降りるなど、異常行動を起こした患者が42人いて、このうち4人が死亡していたことがわかりました。
 厚生労働省は、異常行動と薬の服用との因果関係は不明とした上で、「周囲の人は注意深く、経過を観察してほしい」と呼び掛けています。
 厚労省によりますと、2018年9月以降の1年間に、インフルエンザを発症して治療薬を服用した後、突然走り出したり、高いところから飛び降りたりするなどの異常行動を起こした人が42人確認されました。このうち4人が、飛び降りたり側溝に落ちるなどして死亡したということです。
 異常行動を起こした人を年齢別にみると、10歳代が最も多く15人、10歳未満が11人と、子供が特に多くなっています。
 薬別では、タミフルが19人、新しい治療薬のゾフルーザが16人、リレンザが4人、イナビルが3人となっています。
 厚労省は、「治療薬を服用していない患者も異常行動を起こすことがあり、薬との因果関係は不明」とした上で、「インフルエンザの患者は、家族など周囲の人が注意深く経過を観察してほしい。特に発熱2日目までに異常行動が起きることが多く、注意してほしい」と呼び掛けています。

 2019年10月29日(火)

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■日本水産、いわしの水煮の缶詰5万6000個弱を自主回収 菌混入の恐れ [健康ダイジェスト]

 日本水産は29日、いわしの水煮の缶詰で缶が膨張した状態になっている商品が見付かったとして、5万5872個を自主的に回収すると発表しました。これまでのところ、健康被害に関する報告はないとしています。
 日本水産が自主回収するのは、ベトナムの委託先で製造され輸入した「ニッスイいわし水煮(175g)」です。
 会社によりますと、9月から10月にかけて缶の底の部分が膨らんだ状態になっている商品が合わせて2個見付かったとスーパーから連絡がありました。
 缶が膨らんだ原因は調査中だということですが、加熱して殺菌する工程の後に何からの原因で缶の内部に菌が入った可能性があるとしています。
 これまでのところ、健康被害に関する報告はないものの、食べると下痢などの症状が出る可能性があるとして、会社では賞味期限が2022年7月と8月の商品を自主的に回収することを決めました。対象となるのは、5万5872個に上るということです。
 日本水産は「皆様にはご心配をおかけする結果となり深くおわび申し上げます。今後は一層管理の徹底に努めます」としています。
 問い合わせ先は「日本水産お客様サービスセンター」、0120-837-241で、土日祝日を除く午前9時から午後5時まで受け付けています。11月2日から4日は対応します。

 2019年10月29日(火)

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