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■キユーピーのパスタソースに異物混入 8万個を自主回収 [健康ダイジェスト]

 大手食品メーカーの「キユーピー」はイタリアで製造され、国内で販売したパスタソースにゴム製の異物が混入したとして、8万個余りを自主回収すると発表しました。会社によりますと、混入した異物に毒性はなく、今のところ、健康被害の訴えは寄せられていないということです。
 自主回収するのは、キユーピーが販売するパスタソース「アレンジプラス」シリーズの「トマト&マスカルポーネソース」、「トマト&ガーリックソース」、「トマト&バジルソース」の3つの商品、合わせて8万3664個です。
 会社によりますと、この商品はイタリアのメーカーに製造を委託していますが、今月上旬に行われた社内の試食会で、異物が混入しているのが見付かりました。
 詳しく調べた結果、異物は製造ラインで使用されているゴム製の部品の一部だとわかり、自主回収を決めたということです。
 問題の商品は、今年8月から23日までに、関東や関西、東海地方の18の都府県で販売され、いずれも賞味期限が2022年3月31日と記載されているということです。
 キユーピーは、「ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後は品質管理をさらに強化し再発防止に努めます」としています。
 問い合わせは「キユーピーお客様相談室」0120-811-399で午前9時から午後5時半まで受け付けています。

 2019年10月23日(水)

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■マダニを介したウイルス感染症の報告が増加 88人が感染、3人が死亡 [健康ダイジェスト]

 マダニを介して発症するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者の報告が、増えています。国立感染症研究所は23日、今年に入って13日までの報告が88人になったと発表しました。うち、少なくとも3人が死亡しています。
 2013年に統計を取り始めてから最多だった2017年の90人に迫っており、専門家は注意を呼び掛けています。
 感染症研究所によると、都道府県別では、山口県が11人で最も多く、島根県、徳島県、長崎県、宮崎県が各8人、鹿児島県が7人、広島県、高知県が各6人と続き、中国、四国、九州地方の報告が目立ちます。
 SFTSウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、6~14日後に発熱や嘔吐(おうと)などの症状が出ます。重症化し、命にかかわることもあります。農作業などで山に入った後にかかることが多くなっています。
 東京慈恵会医科大学の嘉糠洋陸(かぬかひろたか)教授(熱帯医学)は、「完全に防ぐのは難しい。ただ、マダニが肌に付いてもすぐにはかまない。山から戻った後にシャワーを浴びて、着替えることでマダニにかまれる機会を減らせる。ぜひ実践してほしい」と話しています。

 2019年10月23日(水)

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■九州地方と沖縄県でインフルエンザが流行  沖縄県では警報発令 [健康ダイジェスト]

 九州地方と沖縄県でインフルエンザが早くも流行しています。9月上旬から福岡、佐賀、長崎、大分、宮崎、鹿児島の6県で昨季より2カ月以上早く流行期に入り、沖縄県では9月11日、警報が発令されました。厚生労働省は、手洗いやうがいの徹底を呼び掛けています。
 厚労省によると、9月第1週(9月2~8日)に宮崎県で1医療機関当たりの患者数が1・17人となり、流行の基準である1人を超えました。宮崎県によると、昨季より約3カ月早く、記録が残る2006年以降、新型インフルエンザが流行した2009年を除き最も早くなりました。
 10月7~13日の患者数は、全国平均0・9人に対し沖縄県の18・02人が全国最多。これに鹿児島県(4・08人)、佐賀県(2・77人)、福岡県(1・76人)が続きました。長崎、大分、宮崎県は1人を下回りました。
 九州地方で流行している理由は不明ですが、医師の藤内修二・大分県健康づくり支援課長は「近年の夏の暑さ」に言及。多くの家庭や職場で冷房をつけるため、室内の温度が下がって空気が乾燥することから「(インフルエンザウイルスが活動しやすい)冬場と似た環境になっている」と指摘しています。

 2019年10月23日(水)

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