SSブログ

■16日にかけて厳しい暑さが続く見込み 熱中症に注意を [健康ダイジェスト]

 気象庁によりますと、梅雨前線の影響で九州を中心に雨が降っていますが、南から温かく湿った空気が流れ込んでいるため、14日は各地で午前中から気温が上がり、蒸し暑くなりました。
 日中の最高気温は、鹿児島市と宮崎市の青島で34度7分、東京都練馬区と埼玉県越谷市で34度4分などと35度近くまで上がったほか、さいたま市で33度7分、東京都心で33度ちょうど、名古屋市で32度4分など、西日本と東日本の太平洋側を中心に厳しい暑さとなりました。
 16日にかけての連休は、太平洋高気圧が本州付近に張り出すため、関東を中心に晴れ間が広がり、各地で厳しい暑さが続く見込みです。
 15日の最高気温は、鳥取市で34度、福岡市と京都市と水戸市で33度、東京都心と大阪市で32度などと予想されています。また、16日にかけては関東地方などで局地的に35度の猛暑日になると予想されています。
 さらに、夜になっても気温があまり下がらず、東日本や西日本では各地で最低気温が25度以上の熱帯夜が続く見込みです。
 気象庁はこまめに水分や塩分をとったり、冷房を適切に使ったりして熱中症に十分気を付けるよう呼び掛けています。
 熱中症の症状や対処の仕方を知るには、救急医療や高齢者医療、小児医療などの専門家で作る委員会が作ったホームページが役に立ちます。このホームページでは、熱中症は体の中の水分や塩分などが失われる「脱水」から起こるとして、脱水の症状や対処の仕方を詳しく紹介しています。
 初めに現れる症状は、立ちくらみ、めまい、足がつる、汗が止まらないなどで、すぐに体を冷やし、水分や塩分、糖分を補給しないと、短時間で悪化する恐れがあるとしています。
 また、ホームページでは、脱水になりかけている状態を「かくれ脱水」と名付けて注意を呼び掛けています。例えば、「夏バテ」と感じる症状も「かくれ脱水」であることが多く、脱水によって胃や腸への血流が減るために消化機能が低下し、食欲が落ちて疲れやすくなるということです。
 「かくれ脱水」は、子供や高齢者、病気の人などがなりやすく、暑い日の屋外だけでなく、室内や夜間、運転中にも起きるため、水分をこまめに補給してほしいと呼び掛けています。
 ホームページを作成した委員会の副委員長で、神奈川県立保健福祉大学の谷口英喜教授は、「熱中症というと暑いところで運動して倒れるイメージがあるが、熱中症に至る前にはさまざまな症状がある。ホームページを見て熱中症の予防や対応に役立ててほしい」と話しています。
 ホームページのアドレスは(http://www.kakuredassui.jp/)。




nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0