■平均睡眠時間は6時間が最多 7割超が「睡眠に不満」 [健康ダイジェスト]
9月3日は、9(ぐっ)3(スリー)との語呂合わせで「睡眠の日」とされています。その睡眠の現状を明らかにするために、大手下着メーカー「ワコール」が行ったアンケート調査によると、現代人の7割以上が睡眠に不満を持っていることがわかりました。
ワコールは、全国の20歳代から40歳代の男女1029名を対象に、インターネットで「睡眠に関するアンケート調査」を実施。
調査の結果判明した平均的な睡眠時間は、「6時間~6時間半」19・5パーセント、「6時間半~7時間」15・5パーセント、「5時間半~6時間」14・4パーセント、「7時間~7時間半」13・7パーセント、「5時間~5時間半」9・1パーセント、「7時間半~8時間」8・6パーセント、「8時間~8時間半」7・0パーセント、「4時間半~5時間」6・3パーセント、「4時間半未満」3・0パーセント、「8時間半~9時間」1・7パーセント、「9時間以上」1・2パーセントでした。
自分の睡眠時間に対して、「満足している」人は28・9パーセント、それに対し「やや不満」(51・5パーセント)と「不満」(19・6パーセント)を合わせると、71・1パーセントの人が不満を持っていると回答しました。
その不満の内容を複数回答可で問うと、「疲れが取れない」(52・3パーセント)、「日中に眠くなってしまう」(44・9パーセント)、「寝起きが悪い」(38・7パーセント)、「寝付きが悪い」(29・5パーセント)、「何度も目が覚める」(26・4パーセント)などが挙げられました。「リアルな夢ばかり見るので寝ている気がしない」、「睡眠薬を服用しないと眠れない」という少数意見もありました。
現代人の多くが睡眠時間に不満を抱えつつ、疲れを引きずったまま日中を過ごしているようです。
夏の就寝時に着用している寝間着の種類を問うと、「Tシャツ、短パン」60・1パーセント、「パジャマ」22・7パーセント、「下着のみ」5・5パーセント、「スウェット・ジャージ」5・0パーセント、「ルームウェアのまま」4・2パーセント、「その他」2・5パーセントでした。
冬の就寝時に着用している寝間着の種類を問うと、「パジャマ」42・3パーセント、「スウェット・ジャージ」42・3パーセントが同率で1位でした。
寝巻きに着替えると、「リラックスできる」(90・4パーセント)、「眠る準備ができた気がする」(74・0パーセント)、「1日の活動を終えた気がする」(75・4パーセント)とのこと。寝巻きは実用性だけでなく、睡眠へ導くという重要な役割を担っているようです。
スムーズな寝付きのために、就寝前に行うその人独自の「睡眠へのスイッチ」といえる習慣行動は「入眠儀式」と呼ばれていますが、その入眠儀式を82・4パーセントの人が持っており、その具体的な内容のベスト3は、「トイレに行く」、「歯を磨く」、「パジャマ等に着替える」でした。
睡眠に詳しい杏林大学の古賀良彦教授は、「日本人の睡眠は短くなっているだけでなく、寝付く時間も遅くなっている。睡眠は、日中の活動に大きな影響を与えるので、遅くても日付が変わる前に寝るなど睡眠に関心を持ち、規則正しい生活を心掛けることが大切だ」と話しています。
2012年9月5日(水)
ワコールは、全国の20歳代から40歳代の男女1029名を対象に、インターネットで「睡眠に関するアンケート調査」を実施。
調査の結果判明した平均的な睡眠時間は、「6時間~6時間半」19・5パーセント、「6時間半~7時間」15・5パーセント、「5時間半~6時間」14・4パーセント、「7時間~7時間半」13・7パーセント、「5時間~5時間半」9・1パーセント、「7時間半~8時間」8・6パーセント、「8時間~8時間半」7・0パーセント、「4時間半~5時間」6・3パーセント、「4時間半未満」3・0パーセント、「8時間半~9時間」1・7パーセント、「9時間以上」1・2パーセントでした。
自分の睡眠時間に対して、「満足している」人は28・9パーセント、それに対し「やや不満」(51・5パーセント)と「不満」(19・6パーセント)を合わせると、71・1パーセントの人が不満を持っていると回答しました。
その不満の内容を複数回答可で問うと、「疲れが取れない」(52・3パーセント)、「日中に眠くなってしまう」(44・9パーセント)、「寝起きが悪い」(38・7パーセント)、「寝付きが悪い」(29・5パーセント)、「何度も目が覚める」(26・4パーセント)などが挙げられました。「リアルな夢ばかり見るので寝ている気がしない」、「睡眠薬を服用しないと眠れない」という少数意見もありました。
現代人の多くが睡眠時間に不満を抱えつつ、疲れを引きずったまま日中を過ごしているようです。
夏の就寝時に着用している寝間着の種類を問うと、「Tシャツ、短パン」60・1パーセント、「パジャマ」22・7パーセント、「下着のみ」5・5パーセント、「スウェット・ジャージ」5・0パーセント、「ルームウェアのまま」4・2パーセント、「その他」2・5パーセントでした。
冬の就寝時に着用している寝間着の種類を問うと、「パジャマ」42・3パーセント、「スウェット・ジャージ」42・3パーセントが同率で1位でした。
寝巻きに着替えると、「リラックスできる」(90・4パーセント)、「眠る準備ができた気がする」(74・0パーセント)、「1日の活動を終えた気がする」(75・4パーセント)とのこと。寝巻きは実用性だけでなく、睡眠へ導くという重要な役割を担っているようです。
スムーズな寝付きのために、就寝前に行うその人独自の「睡眠へのスイッチ」といえる習慣行動は「入眠儀式」と呼ばれていますが、その入眠儀式を82・4パーセントの人が持っており、その具体的な内容のベスト3は、「トイレに行く」、「歯を磨く」、「パジャマ等に着替える」でした。
睡眠に詳しい杏林大学の古賀良彦教授は、「日本人の睡眠は短くなっているだけでなく、寝付く時間も遅くなっている。睡眠は、日中の活動に大きな影響を与えるので、遅くても日付が変わる前に寝るなど睡眠に関心を持ち、規則正しい生活を心掛けることが大切だ」と話しています。
2012年9月5日(水)
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