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■風疹患者、4カ月で5000人を超える 昨年1年間の倍以上に [健康ダイジェスト]

 妊娠中の女性が感染すると新生児に障害が出る恐れのある風疹は感染の拡大に歯止めがかからず、患者数は年初からの4カ月で5000人を超え、過去5年で最多だった昨年1年間の2392人の2倍以上になっていることがわかりました。
 熱や発疹などの出る風疹は患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると新生児の目や耳、心臓などに障害が出る可能性があります。
 国立感染症研究所によりますと、全国で風疹と診断された患者は4月22日から28日までの1週間で526人で、年初からの累計は5442人となりました。これは、昨年の同じ時期の34倍に相当します。
 特に4月以降は週に500人を超えるペースで患者が増え、高知県以外のすべての都道府県で発生するなど地方にも広がっており、感染の拡大に歯止めがかかっていません。
 年初からの累計患者数を都道府県別にみると、東京都が1812人で最多。大阪府803人、神奈川県740人と続きます。
 また、最新の1週間当たりの患者数を都道府県別にみると、大阪府が135人と最も多く、次いで東京都が124人、神奈川県が61人、兵庫県が43人など首都圏と関西を中心に全国に広がっています。
 今年、風疹と診断された患者のおよそ90パーセントは成人で、患者の大半を20歳代から40歳代の男性が占め、女性では20歳代が多くなっています。
 国立感染症研究所の多屋馨子室長は、「風疹の感染拡大の勢いは全国で衰える気配がない。例年、流行のピークは6月ごろなので、流行の中心となっている大人は一日も早くワクチンを接種してほしい」と呼び掛けています。
 一方、風疹の流行が大人を中心に拡大する中、医師に会社に来てもらい、社内で一斉に予防接種を行う動きが出ています。東京都千代田区にあるIT企業は、会議室の一室を使って風疹とはしかの混合ワクチンを接種する場を設けました。
 保健所に「巡回診療」の届け出をした医師に来てもらい、1人ずつ問診した後、接種をしていきます。1人1万円ほどかかる費用は、会社が負担するということです。
 接種を受けた40歳代の男性社員は、「風疹がはやっていると聞いてワクチンを打ちたいと思っていたが、平日は仕事があり、医療機関に行く時間がなかった。会社で接種できるのはとてもありがたい」と話していました。

 2013年5月8日(水)




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