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■3日連続猛暑日、最高35・3度 熱中症の疑いで1人死亡、3人重体、281人を搬送 [健康ダイジェスト]

 日本列島は2日、上空に真夏並みの暖かい空気が流れ込む状態が続き、最高気温が35・3度に達した京都府舞鶴市などで35度以上の猛暑日となりました。猛暑日の地点が出たのは、3日連続。
 気象庁によると、暑さが続いた原因の一つは、中国大陸から日本の上空に流入した暖かい空気。石川県輪島市の上空約1500メートルの気温は、2日午前9時に平年を約10度も上回る20・2度を観測し、真夏の時期よりも高くなりました。
 さらに、日本付近では上空を流れる偏西風が5月末以降、南北に大きく蛇行。列島を覆った高気圧は、偏西風に邪魔されるようにしてゆっくりと東へ進んだため、各地で晴天が続きました。
 マスコミが各地の消防や警察などに取材してまとめたところ、2日午後8時現在で、熱中症とみられる症状で全国で281人が病院に運ばれ、1人が死亡し、3人が意識不明の重体となっています。
 神奈川県で26人、東京都で24人、大阪府で21人、埼玉県で19人、兵庫県で16人など、関東地方を中心に、40の都道府県で合わせて少なくとも281人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれました。
 このうち長野県飯山市で、80歳代の男性が畑で倒れているのが見付かり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
 また、高知県香南市では、トラックに荷物を積む作業をしていた50歳代の男性が倒れて近くの病院で手当てを受けていますが、意識不明の重体となっています。
 このほか、神奈川県海老名市の小学校では、体育の授業を受けた児童14人が、さいたま市の2つの高校では6人の生徒が、熱中症とみられる症状を訴え病院で手当てを受けましたが、いずれも症状は軽いか、回復に向かっているということです。
 3日、火曜日の関東地方は気圧の谷の影響で朝晩は雲が広がりやすくなり、日中の気温は2日より低くなるところが多いと予想されていますが、内陸を中心にところによって30度近くまで気温が上がる見込みです。
 気象庁は、暑い日が続いているため、引き続きこまめに水分をとるなどして熱中症に注意するよう呼び掛けています。

 2014年6月2日(月)

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