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■熱中症搬送、全国で868人 3人死亡3人重体 [健康ダイジェスト]

 日本列島は8日、高気圧に覆われ、西日本を中心に猛暑となりました。最高気温が35度以上の猛暑日は全国928の観測地点のうち140カ所以上、30度以上の真夏日は猛暑日を含め590カ所以上に上りました。
 気象庁によると、大分県日田市で全国最高の39・0度を記録したほか、佐賀市で38・6度、京都市で38・1度、大阪市で38・0度を記録しました。福岡県久留米市38・5度、熊本県人吉市37・8度など観測史上最高となった地点もありました。
 東京都心の最高気温は32・6度で、7月31日以降、8日間続いていた猛暑日の記録が途切れました。
 マスコミが各地の消防や警察に取材して、午後8時現在でまとめたところ、8日に熱中症とみられる症状で、沖縄県を除く全国すべての都道府県で少なくとも868人が病院に運ばれ、3人が死亡し、3人が意識不明の重体となっています。
 都道府県別では、兵庫県で84人、大阪府で79人、福岡県で73人、愛知県で50人、埼玉県で37人などとなっています。
 このうち、高知県土佐市では82歳の女性が自宅の庭で倒れているのが見付かり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。また、新潟県長岡市では83歳の男性が自宅近くの畑で倒れているのが見付かり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
 一方、東京都板橋区では90歳と86歳、それに82歳の3姉妹が同じ住宅の中で死亡しているのが見付かりました。いずれも熱中症の疑いがあり、3~4日前に死亡したとみられます。
 警視庁板橋署によると、数日前から電話がつながらず、知人が8日午前10時すぎに訪れたところ、倒れているのを見付けました。姉妹は3人暮らしで、それぞれ、玄関、居間、寝室で倒れていました。クーラーはあったが、使用されていませんでした。

 2015年8月8日(土)

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