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■新型コロナウイルス、市川市で福祉施設職員ら2人感染 千葉県内は計17人に [健康ダイジェスト]

 千葉県市川市に住む50歳代の男性2人が新型コロナウイルスに感染していることが、6日、新たに確認されました。
 このうち1人は、市内の高齢者福祉施設の職員だということです。
 新たに感染が確認されたのは、千葉県市川市に住むいずれも50歳代の男性で、市内の高齢者のリハビリを行う福祉施設の職員と、埼玉県内で勤務する会社員です。
 千葉県によりますと、福祉施設に勤務する男性は2月24日に40度の発熱があり、その後も症状が改善しないため5日、医療機関を受診したところ肺炎と診断され、ウイルス検査の結果6日、感染が確認されました。
 今後、福祉施設での勤務の状況や業務の内容などについて調べることにしています。
 また、会社員の男性は2月24日に38度の熱のほかせきなどの症状が出て、その後医療機関で肺炎と診断されたため、5日に検査を行った結果、感染が確認され6日に入院しました。現在は、38度台の熱とせきがあるということです。
 男性は症状が出た1週間後に保健所に設置された接触者・帰国者相談センターに電話で相談していましたが、その際、対応した職員に感染の疑いは低いので一般の医療機関に行くよういわれ、クリニックなどを受診していたということです。
 また県によりますと、2人とも複数の利用者の感染が確認されている市川市内のスポーツクラブ「エース〈アクシスコア〉市川」との接点は、現時点で確認されていないということです。
 千葉県で感染が確認されたのは、これで17人となります。

 2020年3月6日(金)

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