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■新型コロナウイルス、世界の感染者431万人余 WHOが完全消滅しない可能性を警告 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の14日午前3時時点の集計によりますと、世界全体で新型コロナウイルスの感染が確認された人は431万2969人、亡くなった人は29万4647人となっています。
 このうち感染者が最も多いのはアメリカで137万9756人、そしてロシアで24万2271人、イギリスで23万984人、スペインで22万8030人、イタリアで22万2104人となっています。
 死亡した人が最も多いのはアメリカで8万3150人、次いでイギリスで3万3263人、イタリアで3万1106人、フランスで2万7077人、スペインで2万6920人となっています。
 一方、世界保健機関(WHO)は13日、新型コロナウイルスが消滅することはないかもしれないとの見解を示し、世界の人々は新型ウイルスとの共生方法を学ばなければならないと警告しました。
 一部の国で新型ウイルスの拡大防止のため講じられたロックダウン(都市封鎖)措置の段階的解除が始まる中、WHOは新型ウイルスを完全に根絶することは不可能かもしれないと指摘しました。
 WHOの緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏はスイス・ジュネーブでインターネットを通じて行った記者会見で、「新しいウイルスが人類に初めて入り込んだため、これにいつ打ち勝てるかを予測するのは非常に困難だ」と表明。
 「このウイルスは、地域に存在する単なる風土病ウイルスの一つになるかもしれず、決して消えないかもしれない」とし、「エイズウイルス(HIV)は消えたわけでないが、我々は同ウイルスと折り合いをつけることができた」と指摘し、各国が協力してワクチンの開発などに取り組む必要があると訴えました。
 また、封鎖措置の解除により感染拡大の第2波が起こらない保証はないとも警告。新型コロナウイルスの感染リスクは依然、世界各地で高いままだという認識を示した上で、「新たな感染者を検出する能力を持たずに封鎖措置を緩めれば再び感染が広がり、また措置を取らざるを得なくなる。そうなると公共衛生上、それに経済の大惨事となり、悪循環に陥る」と述べ、経済活動の再開とともに感染の再拡大を防ぐには、新たな感染者を検出する検査態勢の確立が不可欠だと改めて強調しました。

 2020年5月14日(木)

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