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■アンジェス、新型コロナワクチン治験の規模拡大 開発期間延長も  [健康ダイジェスト]

 20日、大阪大学の研究者が設立した、大阪府茨木市のバイオベンチャー企業アンジェスは開発中の新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)について、規模を拡大した2回目の治験を11月内にも実施すると発表しました。被験者は500人で、1回目の治験の60人から増やします。
 同社はこれまでワクチンの実用化について2021年春を目指すとしていたものの、治験の規模拡大に伴い「時期が後ろにずれる可能性もある」としています。
 2回目の治験では500人の健康な成人を対象に、関西と関東の合計8施設で実施し、ワクチンとワクチンに似せた偽薬(プラセボ)を投与する人に分けて、2週間か4週間かの間隔を空けて2回接種するとしています。安全性や有効性などのほか、最適な投与間隔なども検証します。
 当初は今年11月にも最終段階の治験に入ることを検討していましたが、厚生労働省との協議の結果、安全性をより慎重に確認するとしています。発症を予防する効果を検証する最終段階の治験は、2021年以降に国内外で合計数万人規模で行う見通し。
 アンジェスのワクチンは、ウイルスの遺伝情報の一部を体内に送り込んで免疫をつける仕組み。新型コロナワクチンとしては今年6月に、国内企業として初めて国内での治験を開始しました。

 2020年11月23日(月)

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