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■紹介状ない大病院の受診、初診時の別負担を7000円まで引き上げ検討 対象病院も拡大へ [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は、紹介状なしで大きな病院を外来受診した初診患者が支払う負担額について、2000円増額する方向で検討に入りました。大病院に患者が集中することを避け、軽症者は身近な「かかりつけ医」を受診するように促します。2022年度までの実施を目指すといいます。
 現在、紹介状なしで大病院を外来受診した場合、1~3割の窓口負担とは別に、初診時に5000円以上を追加で支払う必要があります。厚労省は、この負担を7000円程度に引き上げて、大病院が高度な医療や入院治療などに集中できる環境を整えたい意向です。
 現行制度では、病床200床以上の約1350病院のうち、「地域医療支援病院」と「特定機能病院」の計666病院が追加支払いの対象となっています。対象となる病院の拡大も合わせて検討し、高額な医療機器を使ったり、化学療法を行ったりする200床以上の専門的な医療機関を加える意向です。
 公的医療保険の財政負担を軽減する狙いもあり、19日に開かれた社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の医療保険部会で議論しました。12月上旬にも取りまとめる全世代型社会保障検討会議の最終報告に盛り込みます。

 2020年11月23日(月)

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