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■世界の新型コロナ感染者6071万人、死者142万人 イギリスの新型コロナワクチン、追加治験へ [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の27日午前3時の時点で、世界全体で6071万9579人となりました。また、亡くなった人は、142万7184人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1281万8629人、次いで、インドが926万6705人、ブラジルが616万6606人、フランスが222万1874人、ロシアが216万9424人。
 亡くなった人が最も多い国もアメリカで26万2683人、次いで、ブラジルが17万769人、インドが13万5223人、メキシコが10万3597人、イギリスが5万7128人となっています。
 イギリスの製薬大手アストラゼネカはオックスフォード大学と共同開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、追加の臨床試験(治験)を行います。パスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)が26日、明らかにしました。投与量が想定よりも少ないケースのほうが効果が高かったためで、有効性や望ましい投与方法を再確認します。
 追加の治験は大規模ではなく、イギリスとヨーロッパ連合(EU)の当局による認可に向けたスケジュールの遅れは想定していないといい、一部の国では年内に使用許可が得られるとの見通しも示しました。日本政府は、1億2000万回分のワクチンを調達する契約を結んでいます。
 アストラゼネカは23日、世界で最大6万人を対象に行われる治験のうち、イギリスとブラジルでの暫定的な結果を公表。最初に1回分の半分の量を投与し、1カ月後に1回分を追加したグループ(約2700人)は、90%の効果を確認しました。2回分を1カ月おきに投与したグループ(約8900人)は、62%の効果を確認し、平均では70%の効果を確認しました。
 だが後に、90%の効果があったグループについて、本来は最初に1回分を投与する過程だったのに、誤って半分の量を投与していたことがわかりました。結果的に投与量が少ないほうが効果が出たことについて、追加の治験で確認します。
 また、アメリカ政府のワクチン開発計画「ワープ・スピード作戦」の責任者は、90%の効果を確認したグループの年齢は55歳以下だったとして、高齢者への有効性に疑問を呈しています。アストラゼネカが5~8月に行った少人数の治験では、70歳以上の高齢者にも効
果を確認しており、同社は年齢別の有効性についても改めて調べます。
 アメリカのファイザーやモデルナの開発するワクチンは治験の最終段階で高い効果が確認されているものの、保管のためにセ氏マイナス80~マイナス20度の温度管理が必要。アストラゼネカのワクチンは、一般的な冷蔵庫の温度である2~8度で長期保管ができる上、価格も低いため、途上国も含めたワクチンの供給に期待がかかっています。

 2020年11月27日(金)

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