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■オミクロン型濃厚接触者がサッカー天皇杯観戦 スタジアム内での会話や発声なし [健康ダイジェスト]

 新型コロナのオミクロン型変異ウイルスに感染した入国者の濃厚接触者1人が、川崎市内で12日に開催されたサッカーの天皇杯全日本選手権を観戦していました。濃厚接触者はその後、15日に新型コロナ陽性反応を示しました。オミクロン型感染の有無は判明していません。
 この濃厚接触者は東京都内在住の20歳代の男性で、家族と一緒に観戦したのは等々力陸上競技場で行われた準決勝の川崎フロンターレ対大分トリニータ戦。新型コロナ感染拡大後、国内主要プロスポーツで初めて観客数を制限せずに開催された試合で、収容人数約2万5000人の同競技場にはコロナ下で最多となる1万7595人が訪れました。19日に東京新宿区の国立競技場で行われる天皇杯決勝も収容率100%での開催が予定されており、日本サッカー協会の須原清貴専務理事は観戦ルールについて「もう一度、いろいろな形で周知徹底していきたい」と語りました。
 日本サッカー協会などによると、この濃厚接触者はスタジアム入場時の検温で異常はなく、スタジアム内でも常時マスクを着用し、会話や発声もなかったといいます。その後、濃厚接触者に認定され、15日に新型コロナ陽性が確認されました。現在は医療機関に入院しているといいます。
 日本サッカー協会は当日の来場者について、「管轄する保健所より濃厚接触者はいないとの判断をいただいている」としつつ、体調が優れない場合などは医療機関で検査を受けるよう呼び掛けました。
 国内のサッカー会場では観客を受け入れた昨年7月以降、スタジアムでクラスター(感染者集団)は発生していません。今年10月からはコロナワクチン接種者らは感染リスクが低いと見なす「ワクチン・検査パッケージ」制度を活用し、各スタジアムに設定された観客上限とは別枠で対象者を受け入れてきました。政府が11月19日に緊急事態宣言下でも同制度を活用すれば定員の100%の入場を認める緩和策を決定したことを受け、天皇杯準決勝から観客を制限せずに受け入れていました。

 2021年12月16日(木)




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