■3回接種で抗体量9・5倍に 富山大病院、ワクチン効果調査 [健康ダイジェスト]
富山大付属病院(富山市)は12月28日、富山県衛生研究所などと共同で実施した新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の効果に関する調査結果を発表しました。3回目の接種後は抗体量が大幅に増えるなど、感染予防面で大きな効果がみられるとしました
調査は、同病院で12月に3回目のワクチン(アメリカのファイザー製)を打った医療従事者306人を対象に、接種から2週間後に血中内の抗体の量などを調べました。
2回目の接種から2週間後の数値と比較したところ、対象者(中央値)の血中に含まれる抗体量が9・5倍と大幅に増加していました。発熱や吐き気など全身の副反応の有無や性別による抗体量の差もなくなっていました。
また、2回目接種以降に徐々に低下するデルタ型変異ウイルスへのワクチン効果が3回目接種で回復することもわかりました。
同日、記者会見した同病院総合感染症センターの山本善裕センター長は、「3回目の接種は非常に有効なことがわかった。基礎疾患のある人や高齢者は積極的に接種してほしい」と話しました。
2022年1月1日(土)
調査は、同病院で12月に3回目のワクチン(アメリカのファイザー製)を打った医療従事者306人を対象に、接種から2週間後に血中内の抗体の量などを調べました。
2回目の接種から2週間後の数値と比較したところ、対象者(中央値)の血中に含まれる抗体量が9・5倍と大幅に増加していました。発熱や吐き気など全身の副反応の有無や性別による抗体量の差もなくなっていました。
また、2回目接種以降に徐々に低下するデルタ型変異ウイルスへのワクチン効果が3回目接種で回復することもわかりました。
同日、記者会見した同病院総合感染症センターの山本善裕センター長は、「3回目の接種は非常に有効なことがわかった。基礎疾患のある人や高齢者は積極的に接種してほしい」と話しました。
2022年1月1日(土)
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