■東京都で新型コロナに79人感染 大阪府では新たに70人感染

　東京都は１日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて79人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。都内では先月31日、78人の感染が確認されており、２日連続で70人を超えました。
　また、１週間前の土曜日と比べて41人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは15日連続です。１日までの感染者数の７日間平均は60・１人となって、60人を超え、前週の178・３％となっています。
　新規感染者79人を年代別にみると、30歳代が21人と最も多く、20歳代が20人、40歳代が14人で続きました。65歳以上の高齢者は６人でした。
　新規感染者79人をワクチンの接種状況別でみると、２回接種済みが29人、接種なしが28人でした。
　一方、都の基準で集計した１日時点の重症の患者は、先月31日と同じ１人でした。
　また、死亡した人の発表はありませんでした。
　都内の感染者は累計38万3157人となり、累計の死者数は3175人となっている。　
　大阪府は１日、新型コロナウイルスの新たな感染者を70人確認したと発表しました。前週の同じ曜日よりおよそ50人多くなっており、５日連続で50人を上回りました。
　これで府内の感染者の累計は20万3860人となりました。一方、感染して亡くなった人の発表はありませんでした。
　大阪府は同日、新型コロナのオミクロン型変異ウイルスに新たに20～70歳代の女性４人が感染していることを確認したとも発表。４人に海外渡航歴はなく、これまでに同型への感染が判明した人の家族といいます。
　大阪府の調査でオミクロン型への感染が確認された人は、合わせて65人になりました。
　１日時点で府内でオミクロン型の感染疑いがあるのは80人で、この中には海外渡航歴がない人も含まれているといいます。府は同型かどうかゲノム解析を進めています。
　１日時点の新型コロナの重症者は前日と同じ２人で、確保している重症病床（612床）に対する使用率は０・３%でした。軽症・中等症病床の入院は前日から35人増の221人で、確保している軽症・中等症病床（3103床）に対する使用率は７・１%となりました。
　自宅療養者は123人となり、前日から７人増えました。公費によるＰＣＲ検査などを計1916件実施しました。

　２０２２年１月１日（土）　

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