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■オミクロン派生型「BA・2・12・1」、山口県で感染を初確認 [健康ダイジェスト]

 山口県と下関市は8日、新たに149人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
 また、県内で初めて、アメリカで感染が増えているオミクロン派生型「BA・2・12・1」ウイルスの感染者が確認されました。
 居住地別にみますと、宇部市が26人、岩国市が25人、防府市と周南市が21人ずつ、山口市が14人、下関市が12人、下松市が11人、山陽小野田市が6人、光市が5人、柳井市が4人、和木町と平生町が2人ずつとなっています。
 感染者149人のうち約3割に当たる48人は、今のところ感染経路がわかっていないということです。
 新規感染者数は先週の水曜日よりも78人少なく、16日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
 また、県は光市の医療機関と防府市の職場で新たにクラスター(感染者集団)が確認されたと発表しました。
 県内での感染確認は、延べ4万6222人になりました。
 8日の時点で県内の医療機関に入院している人は107人で、重症の人はゼロ、中等症は28人となっているほか、自宅療養者などは1634人となっています。
 また、山口県は8日、新型コロナウイルスのオミクロン派生型「BA・2・12・1」の感染者1人を県内で初めて確認したと発表しました。5月下旬に発症し、症状は軽症。海外渡航歴はなく、感染経路は不明といいます。「BA・2・12・1」の感染確認が公表されたのは東京都、大阪府に次いで3例目となります。
 県は感染者の男女別や年齢について明らかにしていません。5月下旬にゲノム解析による監視のため抽出した20検体のうちの1検体で、6月3日に「BA・2・12・1」と確認されました。感染者の周囲で新たな「BA・2・12・1」感染者の有無を調べましたが、確認されなかったといいます。
 アメリカ疾病対策予防センター(CDC)は、「BA・2・12・1」は現在の感染の主流となっている「BA・2」と比べ、感染者の増加する速度が約25%高いと報告しています。しかし、「BA・2・12・1」に対する感染対策自体は従来と変わらないため、県は改めて基本的な感染予防対策(3密回避、マスク着用、手指消毒など)の徹底を呼び掛けています。

 2022年6月9日(木)

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