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■新型コロナ自宅療養者、全国で109万8671人 過去最多を更新、社会機能に影響も [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している患者の数(27日午前0時時点)が初めて100万人を超えて109万8671人となり、2週連続で過去最多を更新したと発表しました。
 流行「第7波」による爆発的感染が続いており、過去最多だった前週(20日午前0時時点)の約61万2000人から大幅に増えました。保健所などの健康観察や入院調整が追い付かず、社会機能の維持にも影響が出始めています。
 新型コロナに感染が確認された人は、発症から原則10日間の療養が必要となります。政府は都道府県に対し、軽症者らは自宅で療養し、重症者や重症化するリスクの高い人が優先的に入院できるよう体制整備を要請。濃厚接触者の待機期間も最短3日に短縮しました。
 病床使用率についても発表。27日時点で16府県が病床逼迫(ひっぱく)の目安となる50%以上でした。神奈川県の71%が最も高く、沖縄県が70%。和歌山、福岡両県の67%と続きました。
 都道府県別で自宅療養者数をみると、東京都が約15万8000人、大阪府が約11万6000人、神奈川県と愛知県が約7万5000人。
 入院や宿泊療養などを含む全体の療養者数は約140万人。入院者は約2万5000人、療養先を調整中の人が約24万人となっています。療養先を調整中の人のうち、入院が必要なのに受け入れ先が決まっていない人は2069人でした。
 厚労省にコロナ対策を助言する専門家組織(アドバイザリーボード)は今後、重症者と死者が増えるとみています。感染者が増え続ければ、入院が必要なのにできなかったり、自宅療養中に症状が悪化しても対応が遅れたりする事例が出てくる恐れがあります。

 2022年7月29日(金)

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