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■大阪府と徳島県在住でサル痘の感染確認、関東以外で初 海外渡航歴なし [健康ダイジェスト]

 大阪府は20日、府内の医療機関を受診した海外渡航歴のない50歳代と30歳代の男性2人の「サル痘(エムポックス)」感染が確認されたと発表しました。厚生労働省によると、関東地方以外での確認は初めて。50歳代男性は大阪府、30歳代男性は徳島県在住で、関係性はないといいます。
 大阪府によると、大阪府内に住む50歳代男性は自宅療養中で容体は安定しています。保健所が感染経路を調べています。発疹などの症状があったため、3月15日に医療機関を受診しました。
 厚労省などによると、徳島県内に住む30歳代男性は自宅療養しており、発疹やせきがあるものの容体は安定しているといいます。徳島県内在住者の感染確認は初めて。
 男性は3月17日に大阪府内の医療機関を受診し、行政検査を受けて陽性と判明しました。海外渡航歴や、渡航歴のある人との接触はなく、国内での市中感染の可能性があります。感染経路や濃厚接触者の有無は大阪府内の保健所が調べています。
 サル痘はウイルス感染症で、感染症法上は日本脳炎などと同じ4類に指定されています。潜伏期間は5~21日とされ、発熱や頭痛、リンパ節のはれなどの症状があり、通常は発症から2~4週間で治癒します。感染した人や動物の体液、血液などに触れたり、飛沫(ひまつ)に長時間さらされたりするとうつることがあります。日常生活での空気感染は確認されていません。
 2022年5月以降、欧米を中心に患者が相次いでいます。国内では7月、ヨーロッパに滞在歴のある東京都の男性の感染が初めて確認され、20日時点で59例が判明しています。すべて男性で、死亡や重篤に至ったケースはありません。
 厚労省はサル痘の新しい名称案を「エムポックス」にする方針を決めており、パブリックコメント(意見公募)を経て政令を改正し、新たな名称に変えます。

 2023年3月20日(月)

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