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■世界の平均気温、7月は観測史上最も暑い1カ月に 世界気象機関などが発表 [健康ダイジェスト]

 今年の7月は観測史上、最も暑い1カ月になる見込みだと、世界気象機関(WMO)などが発表しました。
 WMOとヨーロッパ連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は27日、7月に入って23日までの世界の平均気温は観測史上、最も高い状況だと発表しました。その原因として、5月以降世界の平均海面水温が高い状況が続いていることが影響しているということです。
 そして、このままの状況が続くと7月は観測史上最も暑い1カ月となる可能性が極めて高いとしています。
 「コペルニクス気候変動サービス」のデータによりますと、世界の平均気温は2019年7月に16・63度を記録しこれまでで最も暑かった月でしたが、今年の7月は23日までの平均で16・95度となっていて、月全体でも過去最高記録を大きく更新する形で推移しています。
 WMOなどは、このところの世界的な暑さは、アジアやヨーロッパ、それにアメリカでの熱波やカナダやギリシャの山火事にも関係していると指摘しています。その上で、人々の健康や環境のほか経済に対しても大きな影響を与えていると警鐘を鳴らしています。
 WMOのペッテリ・ターラス事務局長は、「温室効果ガスの排出削減が以前にも増して急務となっている。気候変動に対する行動が必須だ」と訴えています。

 2023年7月30日(日)

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■秋接種用の新型コロナワクチン2500万回分購入で合意 厚労省がファイザー、モデルナと [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は28日、9月以降の秋に始まる新型コロナウイルスワクチンの接種用として、オミクロン型の亜系統「XBB」に対応したワクチンをアメリカのファイザー社から2000万回分、アメリカのモデルナ社から500万回分購入することで合意したと発表しました。必要に応じてさらに追加購入できることも、両社と合意しました。
 両社はXBB系統に対応したワクチンの薬事承認を厚労省に申請しています。厚労省は承認され次第、購入を始めます。
 現在の接種は、65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人、医療・介護従事者らが対象。オミクロン型の「BA・1」「BA・4とBA・5」対応のワクチンが使われています。9月以降の接種はすべての世代を対象とするものの、予防接種法上の「努力義務」は65歳以上や基礎疾患のある人に限る方針。努力義務は、法律上は接種を受けるように努める必要があるものの、強制ではなく希望者が接種します。
 閣議後会見で加藤勝信厚労相は、「秋接種を着実に進めるため、円滑にワクチンの供給を受けられるよう取り組んでいきたい」と述べました。

 2023年7月30日(日)

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■14歳女子中学生死亡、接種と関係否定できず 新型コロナワクチンで2例目 [健康ダイジェスト]

 ワクチンの副反応を検討する厚生労働省の専門家部会は、昨年8月に新型コロナウイルスのワクチンを接種した後に亡くなった徳島県の当時14歳の女子中学生について、「接種との因果関係は否定できない」としました。専門家部会が新型コロナのワクチンの接種と死亡との因果関係が否定できないとしたのは、今回が2例目です。
 ワクチン接種の安全性を監視するため、副反応が疑われる事例については、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が審査を行い因果関係を評価した上で、厚生労働省の専門家部会がその内容が妥当かどうか検証しています。
 28日に開かれた専門家部会で、昨年8月、ファイザーの3回目の新型コロナのワクチンを接種した2日後に、心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋心膜炎」で亡くなったとされる14歳の女子中学生について、「接種との因果関係は否定できない」としました。
 専門家の評価では、女子中学生はアレルギーや別のウイルスの感染がなく、接種後、短い間に心臓を含む多くの臓器で炎症を起こしていることから、ワクチンの接種によって、心筋心膜炎が生じたと考えて矛盾しないとしています。
 厚労省は亡くなった女子中学生の居住地などを明らかにしていませんが、関係者によりますと、徳島県の当時14歳の女子中学生だということです。
 これまでに新型コロナのワクチン接種後に死亡した事例として2000件以上が専門家部会に報告されていますが、ほとんどが情報不足などで評価不能とされていて、「因果関係は否定できない」とされたのは昨年11月にファイザーのワクチン接種後に亡くなった愛知県の42歳の女性に続いて2例目です。
 専門家部会ではこの事例も含め、現時点では新型コロナのワクチン接種に影響を与える重大な懸念は認められないとした上で、厚労省に接種後に胸の痛みや呼吸困難などの症状がある場合は早期の受診を勧めるなど、改めて注意喚起するよう求めました。
 心筋炎は心臓の筋肉に、心膜炎は心臓を包み込む膜に起こる炎症で、通常は主にウイルスの感染などが原因とされていて、薬の副作用などでも起こることがあります。
 ファイザーとモデルナの新型コロナワクチンの添付文書にも重大な副反応として心筋炎や心膜炎が記載され、大多数の症例で症状は改善しているとしています。
 厚生労働省の「新型コロナワクチンQ&Aサイト」によりますと、新型コロナウイルスのワクチンを接種した後、ごくまれに心筋炎や心膜炎が報告され、10歳代から20歳代の男性に多い傾向があるとしています。
 また、ワクチンの接種後よりも、新型コロナウイルスに感染した場合のほうが心筋炎や心膜炎を発症する頻度が高く、重症だとする専門家の見解を紹介しています。

 2023年7月29日(土)

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■東京都内、熱中症疑いで32人救急搬送 埼玉県内で82人救急搬送、27日には女性が死亡 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、29日都内では、午後3時までに9歳から94歳までの男女合わせて32人が熱中症の疑いで救急搬送されたということです。
 このうち13人が中等症で、19人が軽症だということです。
 一方、埼玉県は29日、県内で82人が熱中症の疑いで救急搬送されたと明らかにしました。
 消防防災課によると、午後5時現在で、13~103歳の男女計82人が搬送され、重症者はいないといいます。27日には、蓮田市の女性(91)が熱中症の疑いで死亡しています。
 県は熱中症予防対策として、水分の小まめな補給やエアコンの活用、周囲の気配りなどを呼び掛けています。
 環境省と気象庁は、30日も熱中症の危険性が極めて高くなる危険な暑さが予想されるとして、東京都や埼玉県など32都府県に「熱中症警戒アラート」を発表していて、のどが渇く前にこまめに水分補給するなど厳重な警戒を呼び掛けています。

 2023年7月29日(土)

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