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■アメリカ軍横田基地内で泡消火剤漏れ、これまでの3件のほかに4件確認 防衛省 [健康ダイジェスト]

 防衛省は、アメリカ軍横田基地内で泡消火剤が漏れ出たケースについて、アメリカ軍に問い合わせたところ、これまでの3件に加えて4件あったことが確認されたと発表しました。
防衛省はこれまで、アメリカ軍横田基地内で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」などが含まれる泡消火剤が漏れ出たのが3件あったとしています。
 マスコミがアメリカ軍に対し情報公開請求を行った結果、ほかに4件あったことがわかっており、防衛省がアメリカ側に問い合わせた結果、25日までに、そのことが確認されたということです。
 内訳は、3年前に3回、昨年に1回で、アメリカ軍はPFASなどの含まれていない泡消火剤への交換を進めていて、開示された報告書によりますと、今回の泡消火剤にはこれらは含まれていない上、いずれも基地の外には流出していないとしています
 防衛省環境政策課は、「これ以上の漏出はないと認識している。今後も関係自治体と相談しながら、必要に応じて対応していきたい」と話しています。

 2023年7月28日(金)

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■知床など北海道の広いエリアの新雪からマイクロプラスチックを検出 北見工業大学 [健康ダイジェスト]

 海の生態系への影響が懸念されている微小なプラスチックごみ、マイクロプラスチックが、世界遺産の知床を含む、北海道の広いエリアの新雪から検出されたという研究結果を、北見工業大学が明らかにしました。雪の中のマイクロプラスチックも海と同様、生態系への影響が危惧されることから、研究グループはさらなる調査の必要性を指摘しています。
 マイクロプラスチックは、プラスチックごみが波の力や紫外線などの影響でもろくなって砕かれた大きさ5ミリ以下のものを指し、魚などが飲み込みやすいため、生態系への影響が懸念され、海以外でも富士山山頂付近の空気中で検出されています。
 北見工業大学の大野浩准教授の研究グループが、一昨年から今年2月にかけて世界遺産の知床五湖や大雪山系の旭岳、釧路湿原など、北海道内の8つのエリアの新雪を採取して調べたところ、すべての場所でマイクロプラスチックを検出しました。
 研究グループによりますと、人の生活圏から遠い知床五湖などで検出されたマイクロプラスチックは、プラスチック容器に使われるポリエチレンなどでできた0・06ミリ以下の極めて小さいものが中心だったということです。
 研究グループは、大気中を浮遊していたマイクロプラスチックが雪に混ざって広範囲に積もったとみています。
 雪の中のマイクロプラスチックも海と同様、生態系への影響が危惧されますが、研究事例がまだ少なく、研究グループはさらなる調査の必要性を指摘しています。
 大野准教授は、「道内で人の活動の影響を受けにくい場所でも、マイクロプラスチックが雪の中に入っていた。海の問題と同様に重要なテーマで、今後も調べていくべきフィールドだと思う」と話しています。

 2023年7月28日(金)

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■新型コロナ感染者、お盆まで増加 警報・注意報導入の要望も [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の感染症部会が26日開かれ、新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加傾向だと報告されました。脇田隆字部会長(国立感染症研究所長)は、「お盆ぐらいまでは増加が続くだろう」と述べました。
 定点医療機関からの報告に基づく感染者数の把握を巡っては、複数の出席者から、コロナ感染状況や対策を国民にわかりやすく周知するため、季節性インフルエンザが流行した際に示す「警報」や「注意報」といった基準を設けるよう求める意見が出ました。
 インフルエンザでは定点医療機関当たりの感染者数が10人を超えると「注意報」、30人超で「警報」を出します。感染症部会では、コロナ流行の目安について「インフルと同じかそれより低いぐらいでいいのではないか」という意見が出ました。
 感染症部会では、「地域によってはコロナ患者を受け入れている医療機関が限られている」との指摘もありました。政府はコロナ対応を発熱外来など一部の医療機関から、インフルを診察する全国6・4万カ所に拡大する計画で、足元では約4・9万カ所にとどまっています。
 感染症部会では、5類移行後も続けられている高額な薬や入院医療費の一部の公費支援といった対策を、10月以降に見直すかどうかの議論も始まりました。
 委員の医師は、「必要な抗ウイルス薬を提供する体制は重要だ」として、支援継続を要望しました。

 2023年7月28日(金)

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■新型コロナ、東京都の1医療機関当たりの感染者は「9・35人」 5週連続で増加 [健康ダイジェスト]

 東京都内の新型コロナの感染者数は前の週の1・13倍と、5週続けて増えました。
 専門家は、コロナ以外の発熱患者も増加し救急医療への負荷がかかっているとして、受診を迷った場合は、専用の電話相談窓口などへ連絡するよう呼び掛けています。
 東京都は27日、新型コロナの感染状況について、モニタリング項目を発表しました。
 それによりますと、定点把握の対象になっている都内419の医療機関のうち、417カ所から報告があり、感染者数は7月17日から23日までの1週間で合わせて3898人で、1医療機関当たりでは9・35人となりました。
 これは前の週の8・25人の1・13倍と、5週続けて増えています。
 また、7月24日時点での入院患者数は前の週より221人増えて1554人となり、こちらも5週続けて増えています。
 専門家は、「患者の報告数は増加傾向がみられ、高齢者などハイリスク者への感染拡大に注意する必要がある。また、コロナ以外の発熱患者も増加し感染対策を要するため、救急医療への負荷がかかっている」として、受診を迷った場合は、東京都新型コロナ相談センター「#7119」や、小児救急相談「#8000」へ連絡するよう呼び掛けています。

 2023年7月28日(金)

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