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■利根川の支流で基準値超える「水銀」検出 工場排水の水質調査で発覚、群馬県明和町 [健康ダイジェスト]

 群馬県は26日夜、群馬県明和町にある工場の排水から基準値を超える水銀が検出されたと発表しました。すでに工場からの排水は停止していますが、県では詳しい調査結果がわかるまでは周辺の川に入らないように呼び掛けています。
 群馬県によりますと、基準値を超える水銀が確認されたのは利根川の支流、新堀川の導水路です。
 県が25日、群馬県明和町にある薬品メーカー「国産化学」の群馬工場から出る排水の定期的な調査を行ったところ、判明したということです。基準値は1リットル当たり0・005ミリグラムですが、検査の結果、基準値の7倍超となる0・038ミリグラムが確認されました。
 県などは引き続き調査を行うことにしています。また、すでに工場からの排水は停止していますが、県では水質汚染の可能性もあるとして詳しい調査結果がわかるまでは周辺の川に入らないように呼び掛けています。
 県によりますと、この工場から排出された水は新堀川を経由して谷田川や渡良瀬遊水地などに流れていくということです。
 基準値を超える水銀検出を受け、国土交通省関東地方整備局が26日夜、目視で導水路を確認しましたが、異常はなかったといいます。

 2023年10月29日(日)

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■汚染水処理施設で廃液浴びた作業員2人が退院 福島第一原発 [健康ダイジェスト]

 東京電力は28日、福島第一原発の汚染水処理施設の配管の洗浄中、放射性物質を含む廃液を浴びて福島県立医大病院に入院していた協力企業の男性作業員2人が退院したと発表しました。東電によると、2人とも体調に問題はなく、汚染部位の皮膚に異常は確認されていません。引き続き経過観察を行うといいます。
 25日、福島第一原発の汚染水処理施設の定期点検中に、廃液をためるタンクからホースが外れ、作業員5人が防護服の上から廃液を浴びました。
 このうち20歳代と40歳代の男性作業員2人は当時監視役で防護服の上に雨がっぱを着用しておらず、25日夜に県立医大病院に入院し、除染を進めていましたが、28日、汚染のレベルが一定程度下がったため、医師の判断で退院したということです。
 身体汚染による作業員の入院は2011年3月以来。

 2023年10月29日(日)

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■6歳未満の子供からの脳死臓器提供、国内30例目 臓器移植ネットワーク公表 [健康ダイジェスト]

 日本臓器移植ネットワークは28日、埼玉県の埼玉医大総合医療センターに入院していた6歳未満の女児が、改正臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表しました。国内の脳死臓器提供としては999件目、同ネットが公表した6歳未満の子供からの提供としては30例目となります。
 発表によると、家族が23日に臓器提供に同意し、26日までに脳死判定されました。28日に臓器が摘出され、心臓は10歳未満の男児、肝臓は別の10歳未満の男児、腎臓は10歳代の女性に、それぞれ移植される予定。
 6歳未満の子供からの脳死移植は、2010年に改正された臓器移植法で可能になりました。

 2023年10月29日(日)

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