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■男女とも3人に1人が性生活に「プレッシャー」 小林製薬が調査 [健康ダイジェスト]

 日常生活で過半数の人がプレッシャーを抱えており、生活の局面別では「仕事」の際が6割、「性生活」でも3人に1人が感じているという実態が、小林製薬(大阪市)が行った調査でわかりました。両者とも重圧を覚える割合に男女で差はなく、性生活へのプレッシャーの原因には「加齢」を挙げた割合が最も多くなりました。
 日常生活でプレッシャーを「感じる」か「感じない」か調査したところ、「感じる」と回答したのは53・3%。「感じない」は46・8%でした。
 プレッシャーを感じる局面を「仕事」「家事」「性生活」に分けて尋ねると、仕事は男女同率で57・7%が「感じる」と回答。家事で「感じる」としたのは41・5%でしたが、男性が37・4%、女性は45・4%と男女間で差が開きました。性生活では34・4%(男性34・2%、女性34・6%)が「感じる」と答えました。
 調査では、性生活でプレッシャーを「感じる」と回答した人に原因も聞いたところ、「加齢」(20・4%)が最も多く、「メンタルの疲れ」(17・4%)が続きました。これに対し「適切な方法がわからず、対策はしていない」(26・1%)、「あきらめて対策はしていない」(25・8%)など、過半数が対策をとっていないことも浮き彫りとなりました。
 調査は全国の20~60歳代の男女を対象に、今年9月13、14日にインターネットで実施。男女各1000人から回答を得ました。
 小林製薬は、性生活においてプレッシャーを感じている男性の焦りや不安を和らげることで神経質を改善する漢方薬「メンタフ」(第2類医薬品)を、10 月11 日から新発売しました。その発売に合わせ、「性生活に関するプレッシャー調査」を実施しました。

 2023年10月12日(木)

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■東京都のプール熱感染者が増加 統計開始以降初めてとなる警報を発表 [健康ダイジェスト]

 子供を中心に感染する咽頭結膜熱、いわゆるプール熱の感染者数が増えて基準を超えたとして、東京都は初めてとなる警報を出し、手洗いやうがいなどの感染対策を呼び掛けています。
 これは12日、東京都庁で開かれた感染症の対策会議で発表されました。
 プール熱は、子供を中心にのどの痛みや高熱、結膜炎などの症状が出るウイルス性の感染症で、せきやくしゃみなどの飛まつで感染するほか、ウイルスが付着したタオルやプールでの接触などを介しても感染します。
 プール熱は季節性インフルエンザと同じ5類感染症に位置付けられていて、通常は7月から8月に流行のピークを迎えます。今年は8月をすぎてから都内で感染が急拡大していて、10月8日までの1週間で、警報レベルにある保健所の管内人口の合計が都全体の人口の30%超となり、都全体としての警報基準に達したため、都は12日、統計を取り始めた1999年以降初めてとなる警報を出しました。
 感染者の8割は5歳以下の子供だということです。
 東京感染症対策センターの賀来満夫所長は、「プール熱はほとんどの場合は自然に治るが、アルコールがなかなか効かないので、感染を拡大させないためにも、流水による手洗いやうがい、タオルを別にするなどの対策をお願いしたい」と呼び掛けました。
 また、対策会議では新型コロナの感染者数について、1医療機関当たり3・62人と、前の週の約51・1%と5週続けて減少したことが報告されました。
 一方、インフルエンザの感染者数は、1医療機関当たり16・44人と前の週からほぼ横ばいで、引き続き注意報のレベルを超えています。

 2023年10月12日(木)

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■5000キロ以上離れた愛知県とシンガポールでロボット遠隔手術の実験 藤田医科大学など [健康ダイジェスト]

 手術支援ロボットを使った遠隔手術の実証実験が愛知県の藤田医科大学と5000キロ以上離れたシンガポール国立大学の間で行われました。藤田医科大学は、遠隔で手術を支援し、高度な医療技術を広めていきたいとしています。
 この実証実験は、愛知県豊明市にある藤田医科大学とシンガポール国立大学との間で9日から4日間の予定で行われ、医療用ロボットメーカー「メディカロイド」(神戸市)の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ」が使われています。
 11日は、ロボット手術の第一人者で藤田医科大学の宇山一朗教授らが、シンガポール国立大学でロボットを操作し、5000キロ以上離れた藤田医科大学の手術台に設置された、人工の胃からがんを切除する手術を遠隔で行う様子が公開されました。
 2つの病院は専用の高速回線でつながれ、宇山教授らは離れた場所からの操作に遅れがないかや、正確に動いているかを確認していました。
 藤田医科大学は、今後、国内外で遠隔で手術を支援することで、高度な医療技術を広め、医療の質の向上に貢献していきたいとしています。
 宇山教授は、「実験が成功し、うれしく思っています。0・1秒くらいの遅延を感じたが、やっているうちに慣れていくので、特に大きな問題はなかった。今後はロボット手術の指導を遠隔で行っていきたい」と話していました。

 2023年10月12日(木)

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