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■小林製薬、「紅麹」サプリ摂取者に医療費の支払い開始 [健康ダイジェスト]

 小林製薬は25日、「紅麹(こうじ)」原料を含む機能性表示食品の健康被害問題を巡り、サプリ「紅麹コレステヘルプ」などを摂取して腎疾患などを発症した患者に対し、医療費の支払いを始めたと発表しました。患者からの問い合わせの多さなどを勘案し、健康被害の原因の特定を待たずに補償します。
 対象製品を摂取して健康状態の確認のために医療機関を受診した人に、症状の有無にかかわらず初診料と検査費用、交通費の実費を支払います。2023年7月以降に対象製品を購入し、腎疾患や関連する症状が出た人には医師による診断書を確認の上、治療費や交通費を治療後に支払います。
 対象製品は「紅麹コレステヘルプ」のほか「ナイシヘルプ+コレステロール」と「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」。
 支払いを希望する人は、健康相談受付センターに電話する必要があります。小林製薬の通信販売で購入した場合の相談は0120・58・5090、ドラッグストアや外部の電子商取引(EC)サイトなどからの購入分は0120・880・220で受け付けます。受付時間はいずれも午前9時〜午後9時で、土日祝日も対応します。

 2024年4月26日(金)

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■エステーに再発防止の措置命令、消費者庁 「花粉を香りでガード」に根拠認めず [健康ダイジェスト]

 寝室に置いたりスプレーしたりするだけで「花粉を香りでガードする」などと表示して花粉症対策商品を販売していた、大手日用品メーカーのエステーに対し、消費者庁は、合理的な根拠が認められないとして、景品表示法に基づいて再発防止などを命じる措置命令を行いました。
 措置命令を受けたのは、東京都新宿区の大手日用品メーカーのエステーです。
 消費者庁によりますと、会社は昨年11月までのおよそ4年間、「MoriLabo(モリラボ)」というシリーズの4つの商品について、自社のウェブサイトやパッケージで、それぞれ「寝室に置くだけ」や「マスクの表面に塗るだけ」「上着のえりに貼るだけ」また「顔などにスプレーするだけ」で、「トドマツの木の香りの成分がスギ花粉をコーティングしてガードする」などと表示して販売していました。
 消費者庁が根拠となる資料の提出を求めたところ、500ミリリットルほどの容量の密閉された空間でのデータは示されたものの、一般的な使用環境での効果を裏付ける合理的な根拠は示されなかったということです。
 このため消費者庁は、景品表示法で禁止している「優良誤認」に当たるとして、会社に対して再発防止などを命じる措置命令を行いました。
 エステーはウェブサイトで「多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。措置命令を厳粛に受け止め、徹底して再発防止に取り組んでまいります」などとコメントしています。

 2024年4月26日(金)

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■小林製薬「紅麹」製品の回収量は販売数量の8% 回収対象は103万個 [健康ダイジェスト]

 大阪市に本社がある小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題を受けて、大阪市は26日、対策本部会議を開き、会社に命じた3種類の製品の回収量は販売数量の8%にとどまっていることを明らかにしました。
 大阪市役所で開かれた2回目の対策本部会議では、市が3月に食品衛生法に基づいて会社に命じた「紅麹コレステヘルプ」を含む3種類の製品の回収状況が報告されました。
 それによりますと、25日時点で小売店や通信販売などで販売されたおよそ103万個のうち、回収されたのは8%に当たるおよそ8万6000個にとどまっているということです。
 また、4月12日までに全国の自治体から報告を受けた医療機関を受診した人の症例およそ300人分を分析したところ、およそ半数は基礎疾患がなく、摂取開始から発症までの期間は2カ月未満が多いことや、製品を過剰に摂取していた人はほとんどいなかったことなどが報告されました。
 大阪市は原因究明に向けた調査を4月から進めており、大阪健康安全基盤研究所が健康被害を訴えた人が摂取していた製品を分析した結果、プベルル酸とみられる成分が検出されたということです。
 4月22日からは国の研究所と連携した検査が始まっており、大阪では主に最終製品の検査を担当し、プベルル酸のほか国の研究所で原因物質として疑わしいと絞り込まれた物質についても検査を行う方針を確認しました。
 対策本部会議を終えた後、大阪市の横山英幸市長は記者団に対し、「会議では製品の回収状況や健康被害の状況を確認するとともに、被害の特徴や傾向を議論した。可能な限り早く原因究明することが重要で、厚生労働省と連携して取り組んでいきたい」と述べました。
 小林製薬は26日、社外の取締役4人に、法務アドバイザーを加えて、一連の対応が適切だったか検証していくと発表しました。

 2024年4月26日(金)

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■小林製薬「紅麹」サプリ摂取、延べ262人が入院 医療機関の受診者は延べ1499人に [健康ダイジェスト]

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省は、25日の時点で、延べ262人が入院したことが小林製薬からの報告で明らかになったと発表しました。
 小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントに関しては、摂取した後、腎臓の病気を発症するなどして、これまでに5人が死亡し、全国で健康被害の訴えが相次いでいます。
 厚労省は健康被害の状況について、小林製薬から報告された25日時点の人数を明らかにしました。
 それによりますと、体調に異変を感じるなどして、延べ1499人が医療機関を受診し、延べ262人が入院したということです。
 また、3月29日に設置された厚労省と消費者庁のコールセンターに、25日までの28日間で合わせて4635件の相談が寄せられたということです。
【コールセンター】 電話番号 0120-388-687 午前9時から午後9時まで 土日や祝日も相談を受け付けます。
 厚労省は各地の保健所などとも連携して被害の確認を進めるとともに、引き続き健康被害の原因について調べることにしています。

 2024年4月26日(金)

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