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■用語 アディポネクチン [用語(あ行)]

[トイレ]アディポネクチンとは、脂肪細胞から分泌される善玉ホルモン。生理活性物質(サイトカイン)の1つとして、1996年に日本人の研究者グループによって発見されました。
 主に脂肪を燃焼させる働きを持ち、インスリンの働きを高めて糖尿病を防いだり、血管の傷を修復して動脈硬化を防ぐ働きをします。
 アディポネクチンの分泌量は、脂肪細胞の大きさと関連があり、肥満や内臓脂肪の蓄積により脂肪細胞が肥大化すると分泌量が減り、糖尿病や高血圧などのリスクが高まります。日本人には遺伝的に、分泌量が少ない人が一定割合いるといわれています。
 アディポネクチンの分泌量を増やす基本は、運動。激しい運動でなくても、日常生活にウォーキングを取り入れるだけで、数カ月で効果が出てきます。ウエストサイズが小さくなると、分泌量が増えたと考えられます。
 また、大豆を食べると血液中のアディポネクチンの濃度レベルが上がることもわかってきました。大豆に含まれる蛋白(たんぱく)質が、脂肪細胞の中にあるアディポネクチンを合成する機能を高めるためと見なされています。




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