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■用語 ビタミンU [用語(は行)]

[レストラン]ビタミンUとは、体内でビタミンと同じような働きをする脂溶性ビタミン様作用物質の一つ。正式名はメチルメチオニン・スルホニウム・クロライド(塩化メチルメチオニンスルホニウム)。
 戦後のアメリカで、抗胃潰瘍(いかいよう)因子としてキャベツの絞り汁から発見されたためキャベジンとも呼ばれ、医薬品として治療に用いられたり、市販されている各種の胃腸薬に配合されています。
 名称にビタミンが付いていますが、生体にとって必須な栄養成分ではないことから正式なビタミンとは考えられていません。
 胃酸の分泌を抑えるとともに、蛋白(たんぱく)質の生成を活発にして胃腸の粘膜の保護、修復を促し、胃・十二指腸潰瘍を予防、改善します。
 キャベツ、レタス、セロリ、パセリ、アスパラガス、青のり、牛乳、卵などに含まれますが、熱に弱いため、加熱のしすぎには注意が必要。
 キャベツなどでビタミンUを効率よく摂取するためには生食がよく、冷えると胃腸の調子が悪くなる人には煮汁ごと食べられるスープにするのがお勧め。




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