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■医療法人徳洲会、病気腎移植を先進医療申請へ 保険の一部適用が目的 [健康ダイジェスト]

 がん患者から治療で摘出した腎臓を腫瘍部分だけ切除し、慢性腎不全の別の患者に移植する「病気腎移植」に取り組んでいる医療法人徳洲会は29日、第三者間の病気腎移植を先進医療として厚生労働省に31日に申請すると発表しました。保険の一部適用が目的。
 同会は今年の夏に申請を予定していましたが、東京の医師らが逮捕された臓器売買事件などを受けて先延ばしにしていました。同会の能宗克行事務総長は、「移植の現状を知ってもらえば前向きな判断が出ると思う」と話しました。
 執刀してきた宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠(まんなみ・まこと)医師を中心とするグループは、病気腎移植を生体腎・死体腎移植に次ぐ「第3の道」と主張、臓器提供者不足も解決できるとしています。一方、日本移植学会などは、安全性が認められていないとして医学的妥当性を否定しています。
 厚労省も2007年に病気腎移植を原則禁止し、臨床研究については09年1月に「対象疾患に制限を設けない」と容認の見解を出しました。万波医師らは今年4月までに、臨床研究としての移植を4例実施しました。

 2011年10月30日(日)




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