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■ノロ食中毒、過去最多約2000人 広島市で配達用弁当が原因 [健康ダイジェスト]

 先月、広島市にある食品会社が作った弁当を食べた人にノロウイルスによる食中毒が広がり、その後の市の調査で患者数が1976人に上ったことがわかりました。
 厚生労働省によりますと、今回の患者の数は、ウイルスによる集団食中毒の統計を取り始めた1998年以降、国内で最も多いということです。
 広島市保健所によりますと、広島市安佐北区にある食品会社「ダイヤス食品広島支社」が去年12月10日と11日に製造した仕出し弁当を食べた人が相次いで、下痢やおう吐などの症状を訴え、保健所はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。
 弁当の中身はご飯や漬け物のほか、10日はから揚げ南蛮やキャベツ、11日はハンバーグやエビフライでした。
 この食品会社では1日におよそ4700食の弁当を製造していたことから保健所が調査した結果、食中毒の症状を訴えた患者は、7日現在で広島県内の計580施設の計1976人に上ったことが判明しました。
 このうち30歳代の女性1人が一時、入院しましたが、ほかの患者の症状は軽かったということです。
 この食品会社でも、昨年末までに弁当の製造にかかわった従業員28人のうち7人の便からノロウイルスが検出され、先月13日から営業禁止処分となっていましたが、広島市保健所では再発防止策が取られたとして、7日、営業禁止処分を解除しました。
 ダイヤス食品広島支社の幾野彰支社長は、「手洗いの励行などが甘かったと反省している。2度と起こさないよう感染防止対策を徹底したい」と話しています。

 2013年1月7日(月)




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