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■熊本県の養鶏11万羽、殺処分終了 感染源は渡り鳥の可能性 [健康ダイジェスト]

 熊本県は14日、鳥インフルエンザでニワトリが大量死した同県多良木町の養鶏場と、同じ農家が経営する同県相良村の養鶏場で、計約11万2000羽の殺処分を終えました。
 引き続き殺処分したニワトリを養鶏場内に埋める作業を進め、16日までの完了を目指します。
 また、熊本県は当面、2カ所の養鶏場からそれぞれ半径3キロ以内の養鶏場に対してニワトリや卵の移動を禁止し、10キロ以内の養鶏場に対してニワトリと卵の域外への出荷などを禁止する措置を続けることにしています。
 周辺の道路では、24時間態勢で車の消毒が続けられています。
 一方、農林水産省は14日、「(鳥インフルが流行している)韓国から渡り鳥がウイルスを持ち込んだ可能性ある」との見方を示しました。環境省は、15日に野鳥の専門家3人による緊急調査チームを現地に派遣することを決めました。
 熊本県は緊急防疫対策として、約2億2000万円の補正予算を決めました。
 熊本市の動物園では、園内の水鳥が渡り鳥と接触しないよう、おりの中に入れました。
 熊本市動植物園では、すぐそばの湖がマガモなどの渡り鳥の越冬地となっていて、こうした渡り鳥は、ペリカンや黒鳥などおよそ50羽の水鳥がいる園内の池にも飛来してきます。このため、渡り鳥と接触しないよう、およそ30人の職員が水鳥を網で捕まえて、おりに入れる作業を行いました。
 当面おりの中で飼育するということで、熊本市動植物園の松崎正吉園長は、「渡り鳥が多いので、危機感は持っています。ウイルスの侵入を防ぐために、来園者にも入り口の消毒用のマットで靴の消毒をお願いします」と話していました。

 2014年4月14日(月) 




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