■用語 真性陥没乳頭 [用語(さ行)]
乳頭が乳房の内部に埋もれていて、指でつまみ出すことができない状態
真性陥没乳頭とは、乳房の先にあって通常は突出しているはずの乳頭が、乳房の内側に埋没していて、指でつまみ出すことができない状態を指す症状。陥没乳頭の一種です。
乳頭が乳房の内側に埋没する陥没乳頭は、男女を問わず生じますが、主に女性において、外見のコンプレックスや授乳、衛生面などでのデリケートな問題が起こります。主に若い女性に多く、成人女性の1割以上が、陥没乳頭の症状に悩んでいるともいわれています。
陥没乳頭には、両側の乳房先の乳頭が埋没するケース、片側だけの乳頭が埋没するケースがあり、軽症、中等症、重症の別があります。
軽症、中等症は仮性陥没乳頭に相当し、重症が真性陥没乳頭に相当します。
軽症の仮性陥没乳頭では、乳頭を容易に指でつまみ出すことができるものの、しばらくすると埋もれてしまいます。中等症の仮性陥没乳頭では、乳頭を何とか指でつまみ出すことができるものの、指を離すとすぐに埋もれてしまいます。重症の真性陥没乳頭では、乳頭を指でつまみ出すこともできず、常に乳輪面よりへこんでいます。
先天性と後天性の別もあります。どちらかというと、先天性の生まれ付きの体質によるほうが、多いとされています。
先天性陥没乳頭は、乳頭下にあって乳頭を支える乳管などの線維組織が発達しなかったり、繊維組織が癒着したりしたために起こります。先天性陥没乳頭が起こる根本的な原因や要因は、明確になっていません。
一説には、10歳代の成長期に、部活などで激しい運動をしたり、ストレスを感じたり、たばこを吸ったりした経験が原因で、成長ホルモンのバランスが崩れ、乳腺(にゅうせん)や乳管などが完全に発育できず、未発育にとどまってしまうために、陥没乳頭になることがあるともいわれています。
一方、後天性陥没乳頭のほとんどは、乳腺炎や乳管炎、乳がんなどが原因となって、起こります。先天性陥没乳頭は疾患を患っていませんが、後天性陥没乳頭はほかの疾患を発症している可能性もあり、やや危険です。生まれたころはごく普通な状態でも、ある日気付くと陥没乳頭になっていた場合、疾患の合図かもしれません。
原因となる疾患の一つである乳管炎では、何らかの炎症が乳管に及ぶと、乳管が委縮、屈曲、癒着および閉塞(へいそく)などを来します。つまり、炎症が及んだ乳管は伸展性が乏しく、正常な乳管の伸展性も妨げてしまい、乳頭が突出できなくなります。
陥没乳頭を起こしていると、子供ができた時の授乳の際に手間がかかります。授乳のためには、まず乳頭を突出させなくてはいけません。軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭の場合は、指でつまんで乳頭を突出させることができるため、吸引反射を有する乳児は乳頭に吸い付き、自らも乳頭を突出させるようにして母乳(乳汁)を飲みます。重症の真性陥没乳頭の場合は、乳頭が突出しないため、乳児は母乳(乳汁)を飲むことをあきらめてしまいます。
衛生面での問題もあり、突出しているはずの乳頭が埋没している状態のため、清潔な乳頭を維持しにくくなります。そのために、細菌が感染しやすく、いくつかの疾患を発症することがあります。
その一つが、乳輪下膿瘍(のうよう)。乳頭の乳管開口部から化膿(かのう)菌が侵入することにより、乳輪の下に膿(うみ)がたまり、乳輪周囲の皮膚にまで広がる疾患です。乳輪の下に痛みのある硬いしこりができては破れて、膿が出ることを何回も繰り返します。
ほかにも、急性うっ滞性乳腺炎や慢性乳腺炎などを発症することもあります。急性うっ滞性乳腺炎は、授乳も関係しています。慢性乳腺炎は、妊娠や授乳に関係なく起こります。急性うっ滞性乳腺炎が進行すると、急性化膿性乳腺炎を起こし、痛み、熱感、はれなどの症状が発生します。
さらには、乳がんを発症するリスクもありますし、後天性陥没乳頭が乳がんを伴っていることもあります。がん細胞が乳頭付近の乳管に浸潤すると、乳管を短縮させてしまい、乳頭が陥没します。これは乳がんの合図ですから、突然、陥没乳頭になり、痛みや体調不良も伴うようなら、その可能性も視野に入れなければなりません。
このように、陥没乳頭が原因で疾患を発症することがあります。疾患を発症してからでは遅いので、まずは陥没乳頭を改善していきましょう。
マッサージと矯正器具による仮性陥没乳頭のセルフケア
軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭なら、自宅での矯正で改善できることがあり、刺激を与えることで乳頭が突出し、授乳も可能となります。
日ごろからマッサージで乳頭に刺激を与えて、突出させ、乳児に実際に乳頭を吸わせて授乳を繰り返すと、突出状態を保つようになることもあります。
マッサージ法は多々ありますが、一例を紹介します。1)親指と人差し指を乳輪の外側に置く、2)乳頭を優しく押し出す、3)乳輪を優しく広げるように親指と人差し指を水平に伸ばす、4)親指と人差し指を乳輪の上下に置く、5)乳頭を優しく押し出す、6)乳輪を優しく広げるように親指と人差し指を上下に伸ばす。
これが、基本的なマッサージ法です。マッサージは、定期的に続けることで効果が出ますから、根気よく続けることが大切です。タイミングとしては、入浴時がお勧めで、体がポカポカに温まると血行が促されるので効果的です。1日1回でも、たった2~3分でも構いません。
また、マッサージ以外にも、販売されているプチフィット、ピペトップといった吸引器などの矯正器具を利用します。吸引器の場合は、胸に吸引カップを装着して真空状態にし、吸引力によって乳頭を突出させます。毎日続けることにより、少しずつですが症状を改善していきます。
ただし、妊娠中の陥没乳頭のマッサージは、早産を招くという説もあります。慢性的な陥没乳頭の女性が、無理やりに乳頭を突出させることで、皮膚が切れて出血し、痛み、さらに感染して炎症を起こす危険もありますので、細心の注意が必要になります。
症状に合わせての治療を望む場合は、婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科などを受診することが勧められます。女性は出産や授乳などの将来性があるため、ほとんどの医療機関で保険が適応されますが、美容整形外科は適応外になることもあります。男性の場合は、適応外になることも少なくありません。
真性陥没乳頭の検査と診断と治療
婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科の医師による診断では、陥没乳頭は見た目にも明らかになることが多いので、まず視診、触診で判断します。
続いて、治療を必要とする乳腺炎や乳管炎などの有無、腫瘍の関連の有無を調べるために、マンモグラフィー(乳房X線撮影)、超音波(エコー)、MRI(核磁気共鳴画像)検査、CT(コンピュータ断層撮影法)検査、血液検査、乳頭分泌液の細胞検査、細菌検査などを行うこともあります。
婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科の医師による治療では、その症状や状態によって異なる処置で改善を図ります。
軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭の場合は、乳頭吸引器などの器具を活用したり、乳房マッサージを習慣にしたり、食生活を見直したりすることで、改善することも可能です。乳頭吸引器は、専用のローションを乳頭とその周辺に塗り、吸引カップで毎日乳頭を吸引していくものです。就寝中に装着、あるいは24時間装着し、持続的な吸引の力により、乳頭を少しずつ出っ張らせていきます。
ほかの疾患により後天性陥没乳頭を発症している場合、原因となっている疾患の治療を行います。
乳腺炎の治療としては、抗生物質(抗生剤)を内服したり、状況により鎮痛薬を内服します。
乳輪下膿瘍の治療としては、炎症性の膿瘍(しゅよう)と拡張した乳管の切除と、炎症の元になっている陥没乳頭が外に出る形成手術との両方を行わなければ、必ずといっていいほど再発します。まず抗生物質などで炎症を鎮静させて、それから根治手術を行います。
急性うっ滞性乳腺炎の治療としては、乳汁のうっ滞を取り除くために、乳房を温めて血液の流れをよくし、乳頭と乳輪をよくマッサージして授乳を続ければ、症状はすぐにとれてきます。また、乳頭を乳児がくわえやすいような形にしておくなどの工夫も必要です。
急性化膿性乳腺炎の治療としては、初期には乳房を冷湿布して、乳汁は搾乳器で搾り出し、抗生物質の注射か内服と、鎮痛薬、消炎薬の内服をします。化膿が進み膿瘍ができたら、注射針を刺して膿を吸引したり、局所麻酔をかけて皮膚を切開して膿を出さなければなりません。これらの治療が功を奏すると、急速に症状は改善します。膿瘍ができた場合、抗プロラクチン薬で乳汁分泌を抑制します。
重症の真性陥没乳頭の場合など症状によっては、乳輪部分を切開し、裏側から乳頭を押し上げて突出させ、固定する形成手術を行います。手術法にはいくつものパターンがあり、大きく分けると、乳管を温存する方法と乳管を切断する方法の2種類があります。乳管を切断すると乳頭の陥没は改善されますが、母乳(乳汁)の分泌が不能になり、将来の授乳などに影響を来します。
真性陥没乳頭とは、乳房の先にあって通常は突出しているはずの乳頭が、乳房の内側に埋没していて、指でつまみ出すことができない状態を指す症状。陥没乳頭の一種です。
乳頭が乳房の内側に埋没する陥没乳頭は、男女を問わず生じますが、主に女性において、外見のコンプレックスや授乳、衛生面などでのデリケートな問題が起こります。主に若い女性に多く、成人女性の1割以上が、陥没乳頭の症状に悩んでいるともいわれています。
陥没乳頭には、両側の乳房先の乳頭が埋没するケース、片側だけの乳頭が埋没するケースがあり、軽症、中等症、重症の別があります。
軽症、中等症は仮性陥没乳頭に相当し、重症が真性陥没乳頭に相当します。
軽症の仮性陥没乳頭では、乳頭を容易に指でつまみ出すことができるものの、しばらくすると埋もれてしまいます。中等症の仮性陥没乳頭では、乳頭を何とか指でつまみ出すことができるものの、指を離すとすぐに埋もれてしまいます。重症の真性陥没乳頭では、乳頭を指でつまみ出すこともできず、常に乳輪面よりへこんでいます。
先天性と後天性の別もあります。どちらかというと、先天性の生まれ付きの体質によるほうが、多いとされています。
先天性陥没乳頭は、乳頭下にあって乳頭を支える乳管などの線維組織が発達しなかったり、繊維組織が癒着したりしたために起こります。先天性陥没乳頭が起こる根本的な原因や要因は、明確になっていません。
一説には、10歳代の成長期に、部活などで激しい運動をしたり、ストレスを感じたり、たばこを吸ったりした経験が原因で、成長ホルモンのバランスが崩れ、乳腺(にゅうせん)や乳管などが完全に発育できず、未発育にとどまってしまうために、陥没乳頭になることがあるともいわれています。
一方、後天性陥没乳頭のほとんどは、乳腺炎や乳管炎、乳がんなどが原因となって、起こります。先天性陥没乳頭は疾患を患っていませんが、後天性陥没乳頭はほかの疾患を発症している可能性もあり、やや危険です。生まれたころはごく普通な状態でも、ある日気付くと陥没乳頭になっていた場合、疾患の合図かもしれません。
原因となる疾患の一つである乳管炎では、何らかの炎症が乳管に及ぶと、乳管が委縮、屈曲、癒着および閉塞(へいそく)などを来します。つまり、炎症が及んだ乳管は伸展性が乏しく、正常な乳管の伸展性も妨げてしまい、乳頭が突出できなくなります。
陥没乳頭を起こしていると、子供ができた時の授乳の際に手間がかかります。授乳のためには、まず乳頭を突出させなくてはいけません。軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭の場合は、指でつまんで乳頭を突出させることができるため、吸引反射を有する乳児は乳頭に吸い付き、自らも乳頭を突出させるようにして母乳(乳汁)を飲みます。重症の真性陥没乳頭の場合は、乳頭が突出しないため、乳児は母乳(乳汁)を飲むことをあきらめてしまいます。
衛生面での問題もあり、突出しているはずの乳頭が埋没している状態のため、清潔な乳頭を維持しにくくなります。そのために、細菌が感染しやすく、いくつかの疾患を発症することがあります。
その一つが、乳輪下膿瘍(のうよう)。乳頭の乳管開口部から化膿(かのう)菌が侵入することにより、乳輪の下に膿(うみ)がたまり、乳輪周囲の皮膚にまで広がる疾患です。乳輪の下に痛みのある硬いしこりができては破れて、膿が出ることを何回も繰り返します。
ほかにも、急性うっ滞性乳腺炎や慢性乳腺炎などを発症することもあります。急性うっ滞性乳腺炎は、授乳も関係しています。慢性乳腺炎は、妊娠や授乳に関係なく起こります。急性うっ滞性乳腺炎が進行すると、急性化膿性乳腺炎を起こし、痛み、熱感、はれなどの症状が発生します。
さらには、乳がんを発症するリスクもありますし、後天性陥没乳頭が乳がんを伴っていることもあります。がん細胞が乳頭付近の乳管に浸潤すると、乳管を短縮させてしまい、乳頭が陥没します。これは乳がんの合図ですから、突然、陥没乳頭になり、痛みや体調不良も伴うようなら、その可能性も視野に入れなければなりません。
このように、陥没乳頭が原因で疾患を発症することがあります。疾患を発症してからでは遅いので、まずは陥没乳頭を改善していきましょう。
マッサージと矯正器具による仮性陥没乳頭のセルフケア
軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭なら、自宅での矯正で改善できることがあり、刺激を与えることで乳頭が突出し、授乳も可能となります。
日ごろからマッサージで乳頭に刺激を与えて、突出させ、乳児に実際に乳頭を吸わせて授乳を繰り返すと、突出状態を保つようになることもあります。
マッサージ法は多々ありますが、一例を紹介します。1)親指と人差し指を乳輪の外側に置く、2)乳頭を優しく押し出す、3)乳輪を優しく広げるように親指と人差し指を水平に伸ばす、4)親指と人差し指を乳輪の上下に置く、5)乳頭を優しく押し出す、6)乳輪を優しく広げるように親指と人差し指を上下に伸ばす。
これが、基本的なマッサージ法です。マッサージは、定期的に続けることで効果が出ますから、根気よく続けることが大切です。タイミングとしては、入浴時がお勧めで、体がポカポカに温まると血行が促されるので効果的です。1日1回でも、たった2~3分でも構いません。
また、マッサージ以外にも、販売されているプチフィット、ピペトップといった吸引器などの矯正器具を利用します。吸引器の場合は、胸に吸引カップを装着して真空状態にし、吸引力によって乳頭を突出させます。毎日続けることにより、少しずつですが症状を改善していきます。
ただし、妊娠中の陥没乳頭のマッサージは、早産を招くという説もあります。慢性的な陥没乳頭の女性が、無理やりに乳頭を突出させることで、皮膚が切れて出血し、痛み、さらに感染して炎症を起こす危険もありますので、細心の注意が必要になります。
症状に合わせての治療を望む場合は、婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科などを受診することが勧められます。女性は出産や授乳などの将来性があるため、ほとんどの医療機関で保険が適応されますが、美容整形外科は適応外になることもあります。男性の場合は、適応外になることも少なくありません。
真性陥没乳頭の検査と診断と治療
婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科の医師による診断では、陥没乳頭は見た目にも明らかになることが多いので、まず視診、触診で判断します。
続いて、治療を必要とする乳腺炎や乳管炎などの有無、腫瘍の関連の有無を調べるために、マンモグラフィー(乳房X線撮影)、超音波(エコー)、MRI(核磁気共鳴画像)検査、CT(コンピュータ断層撮影法)検査、血液検査、乳頭分泌液の細胞検査、細菌検査などを行うこともあります。
婦人科、産婦人科、乳腺外科、形成外科、あるいは美容整形外科の医師による治療では、その症状や状態によって異なる処置で改善を図ります。
軽症、あるいは中等症の仮性陥没乳頭の場合は、乳頭吸引器などの器具を活用したり、乳房マッサージを習慣にしたり、食生活を見直したりすることで、改善することも可能です。乳頭吸引器は、専用のローションを乳頭とその周辺に塗り、吸引カップで毎日乳頭を吸引していくものです。就寝中に装着、あるいは24時間装着し、持続的な吸引の力により、乳頭を少しずつ出っ張らせていきます。
ほかの疾患により後天性陥没乳頭を発症している場合、原因となっている疾患の治療を行います。
乳腺炎の治療としては、抗生物質(抗生剤)を内服したり、状況により鎮痛薬を内服します。
乳輪下膿瘍の治療としては、炎症性の膿瘍(しゅよう)と拡張した乳管の切除と、炎症の元になっている陥没乳頭が外に出る形成手術との両方を行わなければ、必ずといっていいほど再発します。まず抗生物質などで炎症を鎮静させて、それから根治手術を行います。
急性うっ滞性乳腺炎の治療としては、乳汁のうっ滞を取り除くために、乳房を温めて血液の流れをよくし、乳頭と乳輪をよくマッサージして授乳を続ければ、症状はすぐにとれてきます。また、乳頭を乳児がくわえやすいような形にしておくなどの工夫も必要です。
急性化膿性乳腺炎の治療としては、初期には乳房を冷湿布して、乳汁は搾乳器で搾り出し、抗生物質の注射か内服と、鎮痛薬、消炎薬の内服をします。化膿が進み膿瘍ができたら、注射針を刺して膿を吸引したり、局所麻酔をかけて皮膚を切開して膿を出さなければなりません。これらの治療が功を奏すると、急速に症状は改善します。膿瘍ができた場合、抗プロラクチン薬で乳汁分泌を抑制します。
重症の真性陥没乳頭の場合など症状によっては、乳輪部分を切開し、裏側から乳頭を押し上げて突出させ、固定する形成手術を行います。手術法にはいくつものパターンがあり、大きく分けると、乳管を温存する方法と乳管を切断する方法の2種類があります。乳管を切断すると乳頭の陥没は改善されますが、母乳(乳汁)の分泌が不能になり、将来の授乳などに影響を来します。
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