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■はしか感染者、ヨーロッパで4倍に 外務省、渡航者にワクチン接種を呼び掛け [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は、昨年、ヨーロッパではしかに感染した人が前の年の4倍に上ったと発表し、日本の外務省は、最近もイタリアやルーマニアなどでは、はしかの感染例が多く報告されているとして、こうした国々に渡航する際にはワクチンの接種を検討するよう呼び掛けています。
 WHOは19日、ヨーロッパで昨年確認された、はしかへの感染は2万1000件余りで、前の年の4倍に上ったと発表しました。
 中でもルーマニア、イタリア、ウクライナでの感染が多く、この3カ国だけで合わせて1万5000件余りと、ヨーロッパ全体の72%に上っています。また、100人以上の患者が確認された国は、ギリシャやドイツ、セルビアなど15カ国に上っています。
 はしかは麻疹(ましん)とも呼ばれ、発熱や、全身への発疹を伴うウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が非常に強く、肺炎や脳炎などを起こして重症化し、死に至ることもあります。また、妊婦が感染すると、流産や早産の恐れもあります。潜伏期間は10~12日間で、海外で感染して帰国後に発症するケースが多くなっています。
 日本の外務省は、最近もイタリアやルーマニアなどでははしかの報告数が増加しているとして、こうした国々に渡航を予定している人は、ワクチンの接種を検討するよう呼び掛けています。

 2018年2月23日(金)

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