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■沖縄県で感染拡大のはしか、愛知県にも飛び火 旅行していた10歳代男性が発症 [健康ダイジェスト]

 沖縄県ではしか(麻疹)の感染が拡大し、厚生労働省は12日、国内のほかの地域にも注意を呼び掛けていましたが、愛知県の医療機関でも、沖縄県を旅行した10歳代の男性がはしかと診断され、感染の広がりが懸念されています。
 はしかは40度前後の高熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が強く、乳幼児は重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産の恐れもあるとされています。
 沖縄県では3月20日に台湾からの30歳代の男性旅行者が「輸入はしか」と診断され、その後、この旅行者と接触した人や、同じ施設を利用した人など43人に感染が広がり、厚労省は12日、全国の医療機関に注意を呼び掛けていました。
 こうした中、国立感染症研究所などによりますと、4月上旬まで1週間程度、沖縄県を家族とともに旅行していた10歳代の男性が11日に、愛知県の医療機関ではしかと診断されていたことがわかりました。 
 この男性は沖縄県を旅行した後、食欲がなく、だるい症状のまま埼玉県内の学校に4日間登校し、さらに具合が悪くなり、4月7日夕方に実家がある名古屋に新幹線で移動したということです。
 国立感染症研究所は沖縄県で流行しているはしかが国内のほかの地域に拡大する恐れが高まっているとして、全国の医療機関に注意を呼び掛けるとともに、関係する自治体は感染が広がっていないか確認しています。
 国立感染症研究所は、「はしかと思われる症状が出た場合には、ほかの患者に移さないないためにすぐに病院には行かず、一度、電話で相談してから受診するようにしてほしい」と話しています。

 2018年4月14日(土)

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