■介護施設の9割で16時間前後の夜勤 日本医労連が調査 [健康ダイジェスト]
特別養護老人ホームや介護老人保健施設など介護施設の約9割で、16時間前後の長時間勤務となる夜勤が行われていることが、日本医療労働組合連合会(日本医労連)の調査で明らかになりました。
調査は2017年6月〜10月、日本医労連に加盟する組合などを通じて行われ、147施設が回答しました。
その結果、約9割の施設が午後4時前後から翌日の午前9時前後まで勤務する夜勤体制を取っていました。
そこで働く職員のうち、1カ月の夜勤回数が4回を超えるのは43・0%で、2013年の調査に比べて13・2ポイント増加していました。認知症の人が暮らすグループホームでは65・6%に達していました。
就業規則などで定められた休憩、仮眠時間の合計は、平均で2時間19分でした。回答した147施設のうち、半数は仮眠室がありませんでした。
日本医労連の担当者は、「介護施設で夜勤をなくすことはできない。勤務を8時間以内に収めるなど過重な労働にならないよう、適正な職員数を配置する必要がある」と指摘。「待遇面の改善などで人員増加につながる取り組みを強化してほしい」としています。
2018年5月7日(月)
調査は2017年6月〜10月、日本医労連に加盟する組合などを通じて行われ、147施設が回答しました。
その結果、約9割の施設が午後4時前後から翌日の午前9時前後まで勤務する夜勤体制を取っていました。
そこで働く職員のうち、1カ月の夜勤回数が4回を超えるのは43・0%で、2013年の調査に比べて13・2ポイント増加していました。認知症の人が暮らすグループホームでは65・6%に達していました。
就業規則などで定められた休憩、仮眠時間の合計は、平均で2時間19分でした。回答した147施設のうち、半数は仮眠室がありませんでした。
日本医労連の担当者は、「介護施設で夜勤をなくすことはできない。勤務を8時間以内に収めるなど過重な労働にならないよう、適正な職員数を配置する必要がある」と指摘。「待遇面の改善などで人員増加につながる取り組みを強化してほしい」としています。
2018年5月7日(月)
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