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■メタボを「未病」の段階で検出 富山大などが成功 [健康ダイジェスト]

 健康状態から病気状態になる直前に脳波などの「生体信号」が大きく変化すると考える理論をもとに、メタボリックシンドロームを「未病」の段階で検出することに成功したと富山大学と東京大学の研究チームが発表しました。メタボの予防や早期治療につながる可能性があるといいます。
 イギリスの科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」(電子版)に掲載されました。
 未病は、健康な状態と病気の状態の間の状態。研究チームは、生体信号の「揺らぎ」に着目した「動的ネットワークバイオマーカー理論(DNB理論)」から、揺らぎが大きくなった時点を未病の状態であると考えました。
 生後8週から10週でメタボを自然発症するマウスで、発症する前の3~7週まで1週間ごとに脂肪組織の遺伝子を解析。DNA(デオキシリボ核酸)の情報を複製したRNA(リボ核酸)が生み出される量を測って、DNB理論に基づくデータ解析を実施しました。すると、遺伝子の一部が生み出すRNAの量の増減幅が5週目だけ通常の3~4倍になることがわかりました。
 メタボは肥満に加え、高血糖・高血圧・脂質代謝異常のうち2つ以上が該当する状態ですが、今回の手法で、これらの症状が出る前に診断がつけられるといいます。
 研究チームの一員でもある富山大の斎藤滋学長は、「予防的、先制的医療ができるようになれば、次世代の医療を目指すには大きな成果だ」と話しました。

 2019年6月25日(火)

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JamesTax

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by JamesTax (2019-06-26 09:22) 

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