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■協会けんぽの黒字が過去最高の5948億円 2018年度、加入者増で [健康ダイジェスト]

 中小企業の従業員や家族約3920万人が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)は5日、2018年度の決算見込みが5948億円の黒字と発表しました。黒字は9年連続で、黒字額は過去最高。協会けんぽによると、保険料を負担する加入者数の伸びや、景気回復による賃金上昇で保険料収入が増えたのが主な要因。
 収入は10兆3461億円(前年度比4%増)で、内訳は主力の保険料が9兆1429億円(同3・9%増)、国庫補助が1兆1850億円など。保険料を負担している加入者数は2361万人(同2・7%増)で、加入者の平均賃金は2008年度以降で最も高い1・2%の伸び、医療費などの支出は9兆7513億円(同2・6%増)。2018年4月に診療報酬がマイナス改定され、収入に比べて支出の伸びが抑えられました。
 積立金に当たる準備金の残高は2兆8521億円となります。黒字とともに、協会けんぽの前身組織の時代を含め記録が残る1992年度以降で最高でした。
 ただ、藤井康弘理事は「高齢者医療費の増加で2023年ごろには急速な収支悪化が見込まれる。政府に医療の給付と負担の見直しを求めたい」と話しています。

 2019年7月5日(金)

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