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■横浜市の介護施設、医師数を水増し 報酬7億5000万円を不正受給 [健康ダイジェスト]

 横浜市にある介護施設が医師の数を水増しして介護報酬を請求し不正に受け取っていたことが25日、判明しました。受け取った額は約7億5000万円に上るとみられ、横浜市は介護施設を運営する医療法人に対し、返還を求めるとともに、今後1年間、新規の利用者の受け入れを停止する処分を行いました。
 処分を受けたのは、横浜市旭区の介護老人保健施設「希望の森」を運営する医療法人「司命堂会」です。
 横浜市によりますと、希望の森は2013年4月~2017年7月まで、法律で決められた医師の数を満たしているように装って介護報酬を請求し、不正に受給していたということです。 
 希望の森は、過去に勤務していた医師の名前を使って実態のないタイムカードや勤務表を偽造して、医師の数を水増しして報告していたということで、不正に受け取った報酬の総額は約7億5000万円に上るとみられます。
 横浜市は法律の時効が成立していない2017年6月~2018年7月分の約1億5000万円について、加算金を含めて返還を請求しているほか、それ以前についても自主的な返納を求めています。
 希望の森には現在およそ150人の利用者がいるということで、横浜市は事業者の指定取り消しはせず、10月1日から1年間、新たな利用者の受け入れを停止する処分を行いました。昨年5月、横浜市に通報があり、監査や聞き取りを進めていました。刑事告発はしない方針。
 処分を受けた医療法人、司命堂会は、「処分は重く受け止めており、市の方針には従いたい。利用者に極力影響が出ないよう、職員一丸となって対応していく」とコメントしています。

 2019年9月25日(水)

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