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■新型コロナウイルス、クルーズ船で新たに88人感染確認 検査陰性の乗客乗員、19日から下船へ [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で681人を検査した結果、新たに88人の感染が確認されました。このうち症状がみられない人は、65人いるということです。これで、クルーズ船では乗客乗員の延べ2404人を検査し、合わせて542人の感染が確認されたことになります。
 新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船に残る乗客乗員について、厚労省はウイルス検査を実施した上で、結果が陰性で発熱などの症状がない人は、14日間の健康観察期間が終了する19日から順次、下船してもらうことにしています。
 厚労省によりますと、乗客についてはすでに全員の検体を採取していて、19日には結果が判明し、21日ごろまでには下船を終える見通しだということです。
 ただし、感染が確認された人と同じ部屋にいた場合は、検査結果が陰性でも感染した人が部屋を離れてから14日間は船内に残り、健康状態に問題がなければ下船してもらうことにしています。
 厚生労働省によりますと、下船した後は、自宅で日常生活に戻ってもらい、数日間は健康状態を電話で確認することにしています。
 一方、乗員については、乗客の下船を優先して進めた後で、クルーズ船の運航会社と協議して希望者を下船させるなどの対応を検討するということです。
 これに合わせ、各国や地域の政府と東京にある大使館はそれぞれの乗客や乗員を帰国させるための対応を急いでおり、これまでのところ韓国、香港、オーストラリア、カナダ、イスラエル、イギリス、フィリピン、台湾、イタリアがチャーター機をすでに手配または今後の派遣を検討しています。
 このうち韓国と香港、それにオーストラリアは早ければ19日にも日本から帰国させる予定です。
 また、日本にあるEU(ヨーロッパ連合)に加盟する複数の国の大使館などによりますと、EU加盟国の人たちがまとめて帰国できるようチャーター機の調整を進めているほか、ニュージーランドはオーストラリアのチャーター便に、マカオは香港のチャーター便に便乗するということです。

 2020年2月18日(火)

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