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■新型コロナウイルス、指定病院の20歳代研修医が感染  神奈川県相模原市 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されている神奈川県相模原市で、感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20歳代の研修医が感染したことが新たにわかりました。病院は6日から、外来の診療を処方箋(せん)の発行に限定して対応しています。
 相模原市によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、緑区にある感染症指定医療機関の「相模原協同病院」に勤務する20歳代の男性の臨床研修医です。
 市内に住む研修医は3月2日にせきの症状が出始め、その後発熱もあり検査した結果、6日、陽性と確認されたということで、現在は入院しているということです。
 感染症病床には出入りしていなかったということですが、2月に感染が確認されたJR相模原駅に勤務する50歳代の男性社員が陽性と確認される前にこの病院で診察を受けた際、同じ部屋で立ち会っていたということです。
 直接診断した医師は防護服を着ていましたが、研修医の男性は離れていたため着ていなかったということです。
 病院は6日から、外来の診療を処方箋の発行に限定し、すべての検査を中止して対応しています。
 相模原市は、この研修医の男性と濃厚接触した可能性のある患者や同僚などが少なくとも80人はいるとして検査を行っているとともに、感染ルートを詳しく調べることにしています。

 2020年3月6日(金)

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