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■新型コロナウイルス、北九州市で21人感染 うち17人は病院スタッフ [健康ダイジェスト]

 北九州市は1日夜、10~80歳代の21人の新型コロナウイルスへの感染を確認したと発表しました。うち17人は、北九州市門司区の新小文字(こもんじ)病院の医療スタッフで、市は院内感染が起きたとみてクラスター対策班の派遣を厚生労働省に要請しました。
 市によると、3月31日に感染が判明した80歳代の男性が入院していたことから、医療スタッフ48人を検査した結果、感染が判明しました。
 新小文字病院は入院患者の治療は続けていますが、外来や救急など新規の患者の受け入れは当分の間停止しており、入り口にはそのことを知らせる貼り紙が掲示されていました。
 北九州市は、まだ検査を受けていない病院職員およそ600人と入院患者183人全員の検査を行うことにしていますが、人数が多いことから福岡県や福岡市などへの協力要請を始めています。
 また、病院はすべての職員が検査の対象になっていることから記者会見は開かず、これまでの経緯や今後の対応などを2日午後、文書で説明するということです。

 2020年4月2日(木)

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