大阪大学発のバイオ企業アンジェスは1日、現在開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、大阪大学とともに用途特許を出願したと発表しました。現在、ワクチンは動物を使った試験中で、早ければ9月にも人への臨床試験(治験)を開始する予定です。
アンジェスは3月5日、大阪大学と共同で新型コロナウイルスを予防するワクチン開発を発表。製造はタカラバイオが担います。3月26日には、ワクチン候補となる原薬の動物試験開始を発表していました。
新型コロナウイルスのワクチンを巡っては、イギリスのグラクソ・スミスクラインなど世界の製薬大手も開発に乗り出しています。
2020年4月2日(木)
コメント 0