SSブログ

■2万8000人の新規感染者、40日後に946人に急減 インドのニューデリーで製造・建設業の操業再開 [健康ダイジェスト]

 インドの首都ニューデリーで、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者が急減しています。40日前のピーク時は2万8000人を超えましたが、5月31日の中央政府の発表では946人でした。4月中旬から行ったロックダウン(都市封鎖)の効果とみられ、デリー首都圏政府は31日、製造業と建設業の操業を再開させました。
 デリー首都圏政府のアルビンド・ケジリワル首相は再開に先立ち、「感染から逃れた人を飢え死にさせてはならない」と述べ、収入源を失った労働者のため、貧困層が従事することが多い業種から段階的に規制を緩和していく考えを示しました。
 一方、4月19日に開始され、5月31日で終了予定だったロックダウンは6月7日まで延長されました。生活必需品の買い出しといった最低限の行動を除き、外出は禁止されています。延長は6度目。
 インド全体では、1日の死者は今も3000人を超えています。首都の死者数が減ったのは、感染拡大に危機感を抱いた市民が対策を取ったことも要因とみられます。4月以降、医療用酸素や集中治療室(ICU)、抗ウイルス薬などの不足に陥った病院の状況は少しずつ改善しているといいます。
 一方、インド医師会によると、感染拡大第2波の3月以降、対応に当たって感染死した医師の数は513人に上っています。防護服や感染予防装備が行き渡っていないことが、一因だといいます。

 2021年5月31日(月)




nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。