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■下水からコロナ派生型の早期検出に成功 塩野義製薬と島津製作所の合弁会社が京都府などで調査 [健康ダイジェスト]

 塩野義製薬と島津製作所の合弁会社で下水のモニタリングを手掛けるアドバンセンチネル(大阪市)は14日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の派生型である「BA・2」を下水から早期検出することに成功したと発表しました。京都府や埼玉県など複数の自治体からの依頼で今年1月以降、調査し、市中でのPCR検査で感染が確認されるよりも早く、従来のオミクロン型よりも感染力が高い派生型を下水から見付けました。
 京都府では2月24日に派生型への感染例が確認されましたが、アドバンセンチネルは2月2日の下水のサンプルを解析して検出したといいます。今後はモニタリングを通して検出した変異型やウイルス濃度の変動などを自治体に伝えることで感染状況の把握などに役立ててもらいたい考えです。
 アドバンセンチネルは、「他の変異型にも対応可能で早期の感染状況の把握につながる。全国の自治体に下水調査を広げていきたい」としています。
 新型コロナウイルスは人の排せつ物などにも含まれるため、下水を調べることで発症前にその周辺に感染者がいるかどうかがわかり、地域の感染拡大の予兆をつかむ技術として注目されています。

 2022年3月14日(月)




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