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■中国・上海市、週末に大規模コロナ検査 一部再封鎖で市民に不安広がる [健康ダイジェスト]

 ロックダウン(都市封鎖)が先週解除されたばかりの中国・上海市で、今週末に大半の市民を対象に新型コロナウイルスの集団検査が実施されることになり、住民に不安が広がっているほか、ビジネスへの影響も懸念されています。
 市当局は市内16区のうち、浦東新区や黄浦区、静安区、長寧区、徐匯区などの14区で、全住民を対象にしたPCR検査を週末の11、12日に実施すると発表しました。
 PCR検査が行われる間、住民が外出を制限される区もあり、長寧区では検査中は「閉鎖管理」を行うと通達しました。
 交流サイト(SNS)の微博(ウェイボ)では、検査による影響を尋ねる投稿が見られ、再封鎖への不安についての書き込みも多くなりました。
 上海市では封鎖が解除された1日以降も、人流増加に伴う陽性者や濃厚接触者の確認を受け市内の複数地域で措置が継続されたり、再び封鎖に戻るなどしています。
 ショッピングモール、オフィス、地下鉄、バスを利用する場合は、72時間以内に検査を受けたことを証明する必要があります。

 2022年6月10日(金)

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