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■外国人観光客受け入れ、今日から再開 当面は添乗員付きツアー客限定 [健康ダイジェスト]

 新型コロナの影響で停止していた外国人観光客の受け入れがツアー客に限定する形で、10
日から再開されました。再開はおよそ2年ぶりですが、ビザの発給手続きなどのため実際にツアー客が訪れるには早くても1カ月程度かかる見込みです。
 1日当たりの入国者数の上限2万人の範囲内で受け入れ、入国の対象は感染のリスクが最も低いとされるアメリカや韓国、中国など98の国と地域です。感染拡大を防ぐため当面は、添乗員付きのツアー客に限定することにしています。
 大手旅行会社によりますと、ツアーの参加者の募集やビザの発給手続きに時間がかかるため、実際にツアー客が日本を訪れるには早くても1月程度かかる見込みだということです。
 一方、観光庁が旅行会社など事業者向けに作成したガイドラインでは、ツアー客に対してマスクの着用を始めとした感染防止対策を徹底することや、国内で入院したり治療を受けたりする場合に備えて、民間の医療保険に加入してもらうことに同意を得る必要があるとしています。
 外国人観光客の受け入れ再開は地域経済の回復につながることも期待されますが、訪日外国人が年間3000万人を超えていたコロナ前の水準には到底及ばず、今後、感染対策を徹底しながら制限を緩和していけるかどうかが課題となります。
 外国人観光客の受け入れを再開するに伴い、各国の感染状況などに応じて水際対策も緩和されています。
 今回受け入れの対象になる98の国と地域からの添乗員付きのツアー客は、ワクチン接種を受けていなくても入国時の検査や待機措置は免除されます。
 これ以外の国と地域については、引き続き入国目的はビジネスや留学などに限定され、観光客は受け入れの対象とはなっていません。
 ただ、このうちインドやベトナムなど99の国からの入国者は3回のワクチン接種で検査や待機措置が免除され、パキスタンなど4カ国はこれまでどおり検査と待機を求めます。
 これまで入国者を受け入れていた成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港、福岡空港に加えて、6月中には新千歳空港と那覇空港でも国際線が再開され、受け入れが始まる予定です。
 厚生労働省によりますと、各空港では検査が必要な人と必要ない人の動線を分け、スムーズに手続きができるようにしているということです。
 検査が必要ない人で事前にウェブ上で審査の一部を完了している場合は30分程度で検疫の手続きを終えているということです。
 一方、いずれの入国者も、入国時のサーモグラフィーによる検温で発熱が確認された場合などは検査や宿泊施設での待機を求めています。
 厚労省は「検疫体制を改めて整え、陽性者が出たり重症化したりした場合は適切に対応したい」としています。

 2022年6月10日(金)

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