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■台湾でも「紅麹」被害か、70歳女性がサプリ摂取後に腎不全の報道 [健康ダイジェスト]

 台湾でも小林製薬の紅麹(べにこうじ)原料を使ったサプリメントを摂取して腎臓の病気を発症した女性がいると報じられるなど、この問題に高い関心が寄せられています。
 台湾の複数のメディアが28日に伝えたところによりますと、病気を発症したとされるのは南部の高雄市に住む70歳の女性です。
 この女性はコレステロールの問題を抱え、台湾の健康食品メーカー「大医生技」が小林製薬の紅麹原料を使って製造したサプリメントを3、4年前から摂取していましたが、昨年3月に下痢や腹痛などの症状が現れ、昨年3月から下痢や腹痛、食欲不振などの症状が出たため受診したところ、急性腎不全と診断されたといいます。現在も透析治療を続けているといいます。
 大医生技は家族から事案の報告を受け、対応に当たっていると説明。製品はすでに自主回収していると強調しました。
 現地の衛生当局は、このサプリメントが病気につながったかどうかはまだわかっていないとする一方、調査に協力する方針を示しています。
 衛生当局によりますと、域内にも小林製薬の紅麹原料が輸入された記録が見付かったということで、現地の30を超える業者がこれらを使った製品の自主回収などの対応に追われています。

 2024年3月29日(金)

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