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■東京都、新型コロナに340人感染 インドで発見の変異ウイルスに5人感染 [健康ダイジェスト]

 東京都内では24日、新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて340人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。1週間前の月曜日より79人減り、前の週の同じ曜日を下回るのは11日連続です。1日の感染確認が300人台になるのは、4月12日以来です。
 また、24日までの7日間平均は638・1人で、前の週の81・3%です。
 新規感染者340人の年代別は、10歳未満が16人、10歳代が32人、20歳代が92人、30歳代が51人、40歳代が41人、50歳代が49人、60歳代が23人、70歳代が15人、80歳代が13人、90歳代が7人、100歳以上が1人。
 これで都内で感染が確認されたのは、15万7125人になりました。
 また、都が参考として発表した23日の検査件数は1665件で、23日までの3日間の平均は5283・3件でした。
 一方、都の基準で集計した24日時点の重症の患者は、23日より7人増えて68人でした。
 24日に都内で死亡が確認された人は、いませんでした。
 東京都内では24日、感染力の強い「N501Y」の変異があるウイルスと、インドで見付かった「L452R」の変異があるウイルスの検査で、約83%の283人の感染が新たに確認されました。
 283人のうち5人は、「L452R」の変異があるウイルスに感染していることが確認されました。いずれも男性で、30歳代が1人、40歳代が4人です。
 5人のうち2人は今も入院しているものの重症ではなく、残りの3人はすでに療養を終えているということです。5人とも、南アジアに渡航して帰国した後に新型コロナウイルスの感染がわかった人と同じ場所に住む濃厚接触者で、保健所は住んでいる場所で感染が広がったとみています。
 このため、都は、都内で確認されたこの変異ウイルスの初のクラスター(感染者集団)だとしています。
 5人のほかにも、同じ場所に住んでいる10人近くが新型コロナウイルスの陽性判定を受けているということですが、すでに回復したか検体が残っていないため「L452R」の変異があるウイルスに感染しているかどうかは確認できないということです。
 これで、都内で「L452R」の変異があるウイルスに感染していることが確認されたのは、合わせて18人になりました。

 2021年5月24日(月)




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■徳島市の長生堂製薬、医薬品8品目を自主回収 31品目の品質管理に不適切 [健康ダイジェスト]

 徳島市の製薬会社が製造した31品目の医薬品の品質管理に不適切な取り扱いがあったことがわかり、会社が一部の医薬品の自主回収を始めたほか、徳島県が徳島市内にある3つの製造工場の立ち入り検査を行っています。
 徳島県によりますと、医薬品の不適切な品質管理があったのは徳島市に本社を置く長生堂製薬。
 この会社では出荷した医薬品の経年劣化を調べる「安定性モニタリング検査」で本来の効果が得られないなど規格外となった製品の再検査を手順に沿って行わなかった上、自主回収せず出荷先にも伝えていなかったということです。
 こうした不適切な取り扱いは、胃薬や抗生物質など31品目に上り、一部は国が普及を進めているジェネリック医薬品(後発医薬品)だということです。
 会社は31品目のうち、自社で販売まで行い使用期限が切れていない胃薬「アズクレニンS配合顆粒(かりゅう)」など8品目約9万8000箱について、自主回収を始めました。
 また、16品目は東京都、大阪府、富山県、埼玉県にある製薬会社からの受託製造で、いずれも流通先がわからないということです。
 徳島県は徳島市内の3つの工場に立ち入り検査を行い、すべての品目について品質管理などに問題がなかったか調べることにしています。
 長生堂製薬の原田秀昭社長はオンラインで記者会見を開き、「皆様に多大なるご迷惑をおかけし、医薬品の信頼を大きく損なう事態となったことを深くおわびする」と述べました。
 会社によりますと、問題の医薬品は成分が溶け出す時間が遅くなるなどの恐れがあるということですが、これまでに健康被害の情報は寄せられていないということです。
 長生堂製薬では外部の弁護士や専門家などによる特別調査委員会を設置して、経緯や原因について調査し、まとまり次第、公表するとしています。

 2021年5月24日(月)




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■新型コロナ死者数、340万人報告の2~3倍の可能性 WHO [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は21日、世界全体で約340万人と集計されている新型コロナウイルス関連の死者数が、実際は「少なくとも2、3倍になる」との見通しを発表しました。
 WHOは、突発的な理由で例年の傾向より死者が増える「超過死亡」や、各国・地域でのデータ集計の実情を基に試算しました。2020年の新型コロナによる超過死亡は少なくとも300万人とみられ、集計された死者数180万人よりも120万人も多かったといいます。
 この割合を基にすると、現時点での死者の数は報告されている約340万人の少なくとも2~3倍になる可能性があるとしています。
 WHOによると、2020年の報告されたコロナ死者数に対し、「超過死亡」は南北アメリカで6割、ヨーロッパ地域で2倍近くも多くなりました。アフリカや東南アジアなどでは、人の死亡や死因が適時に報告されないなど、有効なデータ集計ができていない国々も多くあります。
 テドロス・アダノム事務局長は「新型コロナに直接もしくは間接的に起因する死について、多くの国が正確に報告できない状態だ」として、「正確なデータを収集するシステムの重要性がパンデミックの教訓の1つだ」と述べています。
 また、インド保健省の統計によると、同国の新型コロナウイルスによる死者数は24日、累計30万人を超えました。
 インドでは、直近24時間で過去2番目に多い4454人が死亡し、累計死者数は30万3720人となりました。感染拡大により医療体制が窮迫する中、ここ2週間足らずで新たに5万人が死亡しました。累計感染者数は2670万人を超えています。
 累計死者数が30万人を超えたのは、アメリカ、ブラジルに次いで3カ国目。最も被害が大きいアメリカでは24日時点で58万9893人が死亡、次いで被害が大きいブラジルでは44万9068人が死亡しています。

 2021年5月24日(月)




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■「ピジョン」、ベビーカー4607台自主回収へ ハンドル破損の恐れ [健康ダイジェスト]

 ベビー用品大手の「ピジョン」は24日、ベビーカーの一部で、ハンドル部分が破損する恐れがあるとして、4600台余りを自主回収すると発表しました。
 回収の対象となるのは、一昨年5月から今年4月中旬まで出荷していた「パルスキップ」(3色)と「ベイシス パルスキップ」(リラックスデニム)という商品名の3輪のエアタイヤを使った折り畳み式ベビーカー。
 購入者から「ハンドルについている折り畳み用の関節部分が破損した」といった連絡があり、会社で調べたところ、ベビーカーを強く押すなどして関節部分に集中的に負荷がかかった場合、破損する恐れがあることがわかったということです。
 このため、会社ではこれまで出荷した4607台の自主回収を決めました。
 これまでに購入者から14件の連絡があり、このうち1件は、ベビーカーを押していた保護者が破損したハンドル部分にぶつかって、軽いけがをしたケースもあったということです。
 ピジョンは、「お客様に、ご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。今後、品質管理体制を一層強化し、再発防止に努めたい」としています。回収対象の商品はすでに製造を中止していて、代金を全額返金する対応を行うとしています。
 問い合わせ先の電話番号は、24日から6月11日までが「0120-863-236」で、土日も対応します。また、6月14日以降は「0120-208-561」となっています。ウェブサイトでも受け付けます。

 2021年5月24日(月)




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