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■インド型とイギリス型が合わさった新たな変異ウイルス、ベトナムで発見 速いペースで空気感染 [健康ダイジェスト]

 ベトナムの大手ウェブメディア「VNエクスプレス」は29日、速いペースで空気感染する、インド型とイギリス型が合わさった新たな新型コロナ変異ウイルスを発見したと報じました。
 ベトナムでは首都ハノイやホーチミンといった大都市や工業地域を含め、国土の半分以上で新型コロナウイルスの感染の広がりが続いています。
 グエン・タン・ロン保健相は29日の会議で、「新種の変異ウイルスは新たな複数の感染者の遺伝子解析から見付かった」と明らかにし、「インド型の変異ウイルスに、もともとイギリス型に含まれていた変異が加わったものだ。この新種の変異ウイルスの特徴は、空気を介して速いペースで感染拡大することだ。のどに集まったウイルスは急速に増加し、強い感染力を持つことも実験でわかった」と述べました。
 ベトナムは、大規模な隔離や厳格な接触者の追跡調査といった積極的な対応で感染拡大を抑え込み、広く称賛されていました。これまでに感染者6700人以上、死者47人が確認されており、その大半は今年4月以降に発生しています。これまでに報告されていた変異ウイルスは、インド型やイギリス型、南アフリカ型など7つ。

 2021年5月29日(土)




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■新型コロナ、国内で3596人感染 91人死亡 東京都で539人感染、6人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では29日午後8時20分の時点で、東京都で539人、北海道で442人、愛知県で347人、沖縄県で335人、神奈川県で258人、大阪府で216人、福岡県で190人、埼玉県で155人、広島県で103人、千葉県で100人など、秋田県を除く46都道府県と空港検疫で、新たに計3596人の新型コロナウイルスへの感染が発表されています。沖縄県の新規感染者は335人で、最も多かった28日の313人を上回り、2日連続で過去最多を更新しました。
 また、大阪府で31人、北海道で12人、兵庫県で9人、福岡県で8人、東京都で6人、愛知県で6人、岐阜県で3人、埼玉県で2人、大分県で2人、広島県で2人、茨城県で2人、三重県で1人、奈良県で1人、山形県で1人、岡山県で1人、石川県で1人、福島県で1人、群馬県で1人、長崎県で1人の、合わせて91人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め74万2080人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて74万2792人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万2931人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万2944人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、28日より8人増えて1383人となっています。
 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて539人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の土曜日より63人減り、前の週の同じ曜日を下回るのは16日連続です。また、29日までの7日間平均は571・0人で、前の週の87・8%です。
 都の担当者は、「友人や親族などと会って感染するケースが相次いでいる。自分と家族を守るためにもステイホームをお願いしたい」と呼び掛けています。
 29日の新規感染者539人の年代別は、10歳未満が22人、10歳代が37人、20歳代が160人、30歳代が115人、40歳代が79人、50歳代が59人、60歳代が36人、70歳代が19人、80歳代が9人、90歳代が2人、100歳以上が1人。
 539人のうち、約59%に当たる319人は、これまでのところ感染経路はわかっていません。
 感染経路がわかっている220人の濃厚接触者の内訳は、「家庭内」が113人と最も多く、次いで「職場内」37人、「施設内」が31人、「会食」が7人などとなっています。
 都内の累計感染者は16万人を超え、16万247人となりました
 また、都が参考として発表した28日の検査件数は6305件で、28日までの3日間の平均は7698・7件でした。
 29日時点で入院している人は、28日より6人減って2120人で、「現在確保している病床に占める割合」は37・8%です。
 都の基準で集計した29日時点の重症の患者は、28日より8人増えて78人で、重症患者用の病床の20・9%を使用しています。
 また、都は感染が確認された70歳代から90歳代の男女6人が死亡したことを明らかにしました。
 これで都内で新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、2054人になりました。

 2021年5月29日(土)




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■徳島大病院、国産初のロボットで手術に成功 国内3施設目 [健康ダイジェスト]

 徳島大学病院は25日、国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」を使い、がん患者の前立腺を全摘する手術を4月末に行ったと発表しました。ヒノトリでの手術は神戸大学、和歌山県立医科大学に次いで全国3施設目で、中四国以西では初めてだといいます。
 ヒノトリを使った手術は、従来のアメリカ製の手術支援ロボット「ダビンチ」同様、医師がカメラの立体映像を見ながらロボットアームを操作します。ヒノトリは川崎重工業とシスメックスが共同出資したメディカロイド(神戸市)が開発し、2020年8月に厚生労働省から製造販売の承認を受けました。
 徳島大病院は、メディカロイドから、ヒノトリの安全性や操作性などを検証・改善する調査研究に加わる条件で、2020年末に貸与を受けています。今回の患者の術後は順調で、すでに退院しているといいます。今後も前立腺がんを中心に、泌尿器関連の手術などでヒノトリを活用する方針です。
 現在、ヒノトリを使った手術が保険適用されているのは泌尿器科領域で、昨年12月の1例目以降、神戸大が症例を重ねているといいます。神戸大などのチームは、高速通信規格「5G」技術を利用し、遠隔操作する実験も始めています。

 2021年5月29日(土)




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